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心の軌跡

母と子の思い・・・自分の思いをそっと受け止めてほしい 

2015年05月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



定期的に鬱状態のようになる母。


そろそろかなと思っていたら

昨日の朝

キッチンの出入り口からやって来た母は

「今日おじいさんと出かけるって言ってたけどもういかんけん。」と言います。


何のこと?と思ってしばし考え

(あぁ,そういや私が月曜日は買い物に行かないよと言ったら,かまんかまん,おじいさんと一緒に行くから・・・って言ってたっけ)と気づいた。

悪いが心に留めてなかったので

急に言われ

ちょっと考えてしまったのですが・・・


まぁそれはうちにやって来た口実のようなもので

ほんとは父のことを愚痴りに来たのでした。


「まぁ座り。」と言って椅子に座らせた途端

せきをきったように

言い出しました。


「朝,おじいさんが食事した後,食器をそのまま置いてトイレに行ったんや。長いこと出てこんから,私が洗い物をすると,トイレから出て来て『何で洗ったんやぁ・・・』ってどなるんや。」

いつごろからか

父が食べた後は

自分で洗うようにしていたらしいです。

それがなかなかできないと言って

母はしょっちゅう嘆いていたのですが

今日は急にそんなことを言い出したと言って

泣き出さんばかりに母は言うのです。


それからは父のいろんなことをいっぱいいっぱい言い

そのうちに

「兄弟の誰からも電話がかかってこない。」

「私の体はどうしてこんなんだろう?(ひどく腰が曲がっている)」

「一日中あんな家の中に二人でいたら気が狂いそうや。」


「そしたら出かけたらいいやないの?」と言うと「足がこんなだから行けない」

「なんか楽しいこと(趣味)を見つけてしたらいいやないの?」と言うと「手がしびれて痛いから何も作れん」


「ではどうしたいんな?」と言うと「一日1回でええからうちに来て声かけてほしい。『元気なんな?』と言ってくれるだけで気が晴れる」

「でもね,私,朝ゴミ捨てに行く時見かけたから『おはよう。』と言ったけど返事が返ってこんかったやない。大きな声で言ったらやっと振り向いた。」と言ったら

「あの時は気分が悪かったんや。それに耳聞こえんし・・・」と言います。

耳のことは知っていますが

補聴器は買ったものの一切使いません。

なんだかなぁ・・・と

母には悪いけれど

時折そんなことが続くと

いらっとしてしまいます。


1時間半母がしゃべるのを聞いててわかったことは

「もっとかまってよ。」「大事にしてよ。」という気持ちでいっぱいだということです。


わがままな父といることが母のストレス源だということは間違いないけれど

それ以外に

身内の者に対しても

いろいろ思うことがあり

それが心の中で数ヶ月かけてたまると

今回のように爆発するようです。


わかっているんです。

だからもっといろいろしてあげなければ・・・と思うのですが

私にも悩みはあり

以前だとそれは母がそっと受け止めてくれていたのが

母自身が自分のことでせいいっぱいになり

母に話しても

きょとんとして

自分の悩みを言い出すという・・・


(これからは母に相談するのはむずかしいのかなぁ・・・)と

それが無性に悲しかった昨日の出来事です。


いろんなことをしっかり覚えているから

「認知症」ではないのです。

でも心が時折病気になる・・・

それを受け止めるのは

私なのですが・・・


ちょっと気持ちの整理が

必要のようです。(ー。ー)


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