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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

春はそんなにたやすくはやってこない 

2015年03月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し































若きスタッフが気を使ってくれて、昨日は休日となった。ランチシェフの仕事を終え、私はつつじの湯へと向かったが、久々にパノラマラインを通ってみた。この道は、その名前の通り景色がぐるりと360℃邪魔者もなく展望できる。車の通行量が少ないため、雪の多い時期はこの道を避けているが、ここのところ一週間以上暖かい日が続いたため道路には雪はなかった。一面に広がるキャベツ畑はまだたくさんの雪で覆われているが、少しずつ黒い地面が現れ始めている。遠くに見える山々の稜線、絵のように浮かぶ白い雲が青空に映える。初めてこの道に入り込んだときには、いつの間にか外国に来てしまった、という錯覚に陥ったことを思い出す。ここだけではないが、浅間山北麓に広がるこの高原地帯は別世界という言葉がぴったりだ。気温マイナス2℃、風は冷たい。どこか春の匂いはするがまだまだ春とはいいがたい。各地で桜の開花が報道されているが、今朝の気温はマイナス7℃、最高気温もマイナス2℃と終日氷点下の真冬日となった。
ここに限っては、春はそんなにたやすくはやってこない。しかし、日一日と春の気配を感じながら過ごす今の時期もなかなかいい。じわじわと雪が融け、秋に悩まされた枯葉が姿を現す。そして、時にはまた雪が降り、再び枯葉が隠れ真っ白い世界が来るが、この時期の雪は長く居座ることなくすぐに溶ける。このような繰り返しを重ねながらいつの間にか春がやってくるのだ。そのたどる経過が毎日自分の目で確かめられる。そんな場所はそうざらにはないと思う。そんな自然の中にいる自分がとてもうれしい。
 
 

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