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じいやんの日記

忠実(まめ) 

2015年03月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:日記

バドミントンの練習中や試合中にシャトルの羽毛がコートに落ちます。
拾ってポケットに入れたりもしますが、モップを持ってきて掃くこともあります。
コート上のたった少しの羽毛でも足を滑らせたら、捻挫やひどい場合は骨折でもするとせっかくのスポーツが台無しになると思っているからそうします。
ソフトボールでも、グランドの小石やゴミ、ガラス等を注意して探してから練習や試合をします。
それが普通だと思ってます。
そんな私を見て、'まめな人''まめだね'と言われる・・・少し、褒められたのか小ばかにされたような気がする。
そこで「まめ」について調べてみると
ほとんどは「面倒がらずにあれこれよく動くこと」の意味で使われていますね。
辞書には
【忠実】ちゅうじつ、まめ
意味としては、労苦をいとわず物事にはげむこと。勤勉。
また、身体の丈夫なことも表してます。
と書いています。

この【まめ】決して食べる'豆'とは書かないのですよ。
『忠』には、「真心」の意味があり、『実』には、「偽りがない」「誠である」という意味があります。
「まめ」は、元々「誠実で真面目であるさま」の意味で使われていました。
その後、鎌倉時代以降に「面倒がらず物事に励む」「勤勉でよく働くさま」をいうことばになったのです。
本来、'誠実''真面目'の意味だったため、平安時代、特に『源氏物語』で'まめ'というと「一途で堅物な人」「他の女性に心を移さない男性」をいうのに使われていました。
今、'まめな男性'は、「気が利く」「行き届く」のような意味だけではなく、「せっせせっせとしつこいぐらいに女性に付きまとう」意味でも使われていますよね?
時代によって"まめな男性"の意味がだいぶ変わっているのです・・・面白いですね。

よく'こまめに水分補給''こまめに消灯''こまめに掃除'という文句がありますが、これらの「こまめ」は、面倒がらずにちょこちょこという意味が含まれています。
ですから、「こまめ」を「頻繁に」「回数多く」という意味で使うのも間違いとは言い切れないようです。
言葉のうんちくでした。
年賀状の作成ソフトは「筆まめ」です。



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言葉の意味

さん

「まめ」の意味もやはり 使う状況によって受けと目方は
大きく違ってきますね。
まめ という言葉には 熱心、まじめ の意味合いを感じます。

2015/03/03 16:15:34

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