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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

森のはるなつあきふゆ 

2015年03月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し






















オシギッパの森を検索していたら、岸田衿子の「森のはるなつあきふゆ」(オシギッパのもりでみつけた)という本を発見しさっそく取り寄せた。岸田衿子は女優岸田今日子の姉で、北軽井沢の大学村で生活していたと聞いている。
 
けむりをはく ひのやまに、ゆきが つもった。
ふもとの ぼくそうちにも、ゆきが つもった。
ぼくそうちの むこうに、おおきな もりがある。
「オシギッパのもり」と、みんな よんでいる。
 
この文章ではじまる絵本は、植物画家の古谷一穂が絵を提供しているが、その絵が何ともすばらしい。この地に定住し、自然の中で暮らすうちにその虜になっている私だが、この絵本をめくりながら童心に帰る。そしてこの本のあとがきに、オシギッパの森の説明が分かりやすく書かれている。
 
「群馬県と長野県にまたがる浅間山は、海抜やく2600メートルの火山です。その北の裾野がゆるやかにはじまるあたりに、この絵本に描かれた森、「オシギッパの森」があります。
オシギッパという名は、「押切際」または「押切端」と書き、ほぼ200年前の浅間の大噴火で、裾野の森も林も火山の溶岩に埋まった時、この森の手前で溶岩が止まって、そっくり残された森という意味。だから、岩の押し切り際(端)なのです。
森はほとんど落葉樹で、おもにミズナラ、カツラ、コナラ、ハルニレ、クリ、トチなどの大木がしげって、空をおおうくらいです。
大きな森は、どの季節に行っても気持ちがよく、森のおかげで人も動物もずいぶんたすかっています。木々や下草に雨水が蓄えられて、水がいちどに流れる災害をふせいでくれ、木はいつも新しい空気をつくり、水をきれいにしてくれます。森の生き物――けもの、鳥、虫たちにとって、そこは住む場所だし、木の実や、木の皮や葉、キノコなど、食べ物が豊富で、いのちと深くかかわっています。また、生まれて、そこで眠り、あそび、子どもを育てる、だいじな場所です。森がなかったら、人も動物も生きてはいけません。
オシギッパの森にかぎらず、地球上の森が、これ以上無くならないように、護り、残さなければなりません。そんな森の、大きな歴史のなかの数年を観察しただけでも、いろいろなすばらしい発見がありました。その全部とはいえなくても、目に見えるもの、耳に聞こえるものを、子どもたちも見つけ、探してほしいと思って、絵本の形で紹介しました。」
 
今日は雪が降り、外は20センチほど積もっている。明日は、小諸にある安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センターで行われる研修に参加してくる。
http://www.momofukucenter.jp/
 

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