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大間秀雄のブログ

政党助成金は何のため 

2015年02月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

政治と金の問題は答えが出ないほど難しく、政策は国民の為でもあり地方行政機関や各業種団体が地域や産業の育成や雇用対策に国の補助金をあてに議員を巻き込み活動する事は決して悪い事ではない。高潔な政治家と言えどもやはり地元の為に公共事業誘致といった政治活動に金がかかるのは当然で、その為にはどうしても働きかける議員に活動資金を提供して頑張ってもらうという癒着の体質が拭いされずにある。疑惑を招かないため、政党助成制度は、国が政党に対し政党交付金による助成を行うことにより、政党の政治活動の健全な発達の促進及びその公明と公正の確保を図り、もって民主政治の健全な発展に寄与することを目的とした制度です。先日、ある大臣が補助金対象団体の傘下団体から献金を受けていて野党からの追及に組織的に別会計と別活動だから政治資金規正法に触れていないと説明したが、さすがにまずいと解り直ちに返金したようだ。ここに政治資金規正法のザル法的なゆえんがあり現れている。政治献金を受けるのであれば政党助成金制度をやめるべきだ。政党助成金はどのような予算に匹敵するのか。切実な子育て支援である保育所の待機児童解消予算は政党助成金に及びません、子育てもままならない若者達の現実をもっと考えてほしい。業界団体からの献金は個人・政党・活動団体のいずれにも禁止とし、政党助成金と政治資金規正法の厳格な運用など自らの身を切る改革を望みたい。

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