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賞6冠の「その女アレックス」を読んで・・・ 

2015年01月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


逆転、慟哭、そして感動、今年最高の話題作そして週刊文春ミステリー「第1位」に選出されているという文庫本カバーに書かれていた「その女アレックス」を買った。全部で賞6冠とっている。ストリ−は、全体を通してなかなかグロい。体を溶かす硫酸がでてくるので、残酷系はいっさい受け付けない人には不向きの内容だ。本の後ろには、以下のような内容紹介。おまえが死ぬのをみたい------  男はそう言ってアレックスを監禁した。他に幽閉され、衰弱した彼女は死を目前に脱出を図るが・・・・・・この本、本屋でハデに宣伝しまくっている。さらに、「どんだけ売れてるの?」という疑問を持つに至るまでの何冊も連ねっての平積み状態。ここまでやられると、何を読んだらいいかとちょいと迷っている人には、『まずはこの本でも。・・・・』と、思わせるパワーを持っているのではないか。というわけで、実はぼくもその宣伝に乗せられて、ふだんは翻訳ものといったらスティーヴン・キングかT・H・クックしか読まないのだが、さっそく買ってみた。でも、期待に反して部屋で読んでいたら、何度も居眠りをしてしまった。『本を読むために本を開いてるのではなく、目を閉じる為に本を開いているのか?』と、読み続ける自分に自分で突っ込みを入れたくなったほどだ。結局、電車の中での立ち読みが、眠くならないので一番読み進んだ。ストリーがつまらないわけではない。まだ主人公のアレックスが出る場面はいいのだが、そのアレックスを探そうとしている警部の場面になると、とたんにまぶたが重くなる。その警部は、身長145センチのチビで自分の奥さんを今回の事件と同じく誘拐事件で亡くしている。そのショックから立ち直っていない。画家の母親の影響か警部も事件の関係者をよくスケッチをしている。しかし、誘拐されたアレックスが充分に個性的なのだから、それを追う警部はこれほどキャラに懲らずに、むしろシンプルにやってくれた方がよかった。ところで、この本の作者は橘明美氏の紹介を読むと、驚きの遅咲き。ピエール・ルメートルは1951年パリ生まれ。脚本家としても知られている。作家としてデビューしたのは遅くて2006年の55歳のときだった。それ以前は職業教育の場で図書館員を対象に文学を教えていた。以来、2014年までに7冊の小説を発表しているが、そのほとんどが賞を受けているとの事。PR:その女アレックス (文春文庫) 関連:待ってました「悪魔の人名辞典」     「詐欺の帝王」は「裏社会の金の帝王」     このマンガの迫力にたじろぐ 卯月妙子「人間仮免中」     ボブ・サップ、舞台裏を激白「野獣の怒り」     丸だしの考察・江頭と東海林さだおと園子温     映画のようにCGでマンガを作成「いぬやしき」     人気作家でもこの世は砂漠?いい事は一つもない?     「昭和怪優伝」でのあの琴線に触れるお話     「流星ひとつ」沢木耕太郎の「藤圭子」インタビュー     デパルマ監督の作品が3本も選ばれている『面白い映画109』     南沙織がいたころ、僕は10代だった     西新宿5丁目の金村氏の事件と関東連合の暴露本「いびつな絆」     24時間介助の不思議「こんな夜更けにバナナかよ」     アナウンサーの川田亜子を悩ませていたというカルト集団   

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