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心の軌跡

「他人が自分に向ける表情」は「自分が他人に向ける表情」そのものかも・・・私は完全武装を解きました　

2014年12月23日 外部ブログ記事
テーマ：テーマ無し



先日ラジオの「人生相談」で

「自分は周りの人に理解されない，仲間外れにされる。」という相談を

していた人がいました。


その一例として

学校のPTAに遅れて行った時のことを

このように話されました。

「私は遅れたことを気にしてあわてて教室に行ってドアを開けました。そしたら，中で会をしていた人たちが一斉に振り向いて今まで和やかに話していた会話が一瞬途切れました。
　その様子を見て『あぁ，遅れて来たことを非難されているんだ。』と思いました。それからはその場にいるのがいたたまれませんでした。」

それ以外にも

近所の人たちが自分を避けるとか

自分の子どもも自分には話をしたがらないとか・・・

そういったネガティブな話が続きました。

回答者の先生は

まずPTAでの出来事を

このように解説されました。

「あなたは遅れて行ったことがとっても気になっていたので，ドアを開けた時，自分でも気づかぬほどひきつった表情をしていたのではありませんか？
一方中の人たちは，いきなりドアが開いたので驚いてみんなが振り向いたのかもしれませんね。そしたらそこにあなたがただならぬ表情をしていたのを
　見て，会話が止まってしまったとも考えられますね。とするとそれは誰が来てもそうなったかもしれません。あなたが来たから・・・ということでは
　ないかもしれません。」

とまぁこんな感じのことだったと思います。


それからは

先生とその相談者の方がいろいろ話されて

結局その人の生い立ちまでさかのぼると

育ちの過程で

自分を否定されて育ってきているので

いつの間にか自分に自信が持てなくなってしまったのではないかと

いうことでした。


そして・・・

長年ためていた重荷がようやく取れて

楽になったと

相談者の方はおっしゃっていました。


その話を聞いていて

(かつての私の物の考え方に似てるなぁ。)と

思いました。


私もかつては自分に自信が持てず

至る所で

自分が拒否されてるんじゃないかと

思い込むことがありました。


相談者が最初に言われたような場面も

多々ありました。

そのたんびに

(自分が来たからこの場の空気が変わったんだ。)と

思いました。


でも

そうじゃないことに気づいたんです。

ここ数年は

いろんな人から声をかけられることが多くなったし

自分からも声をかけることが多くなりました。

人が集まっている中に入ろうとして振り向かれても

全然気にならなくなりました。


それは・・・

たぶん

自分の表情に原因があったんですねぇ。


昔は

ほんとうに厳しい表情をしていたかもと

思います。

人から何か文句を言われんようにと完全武装していたような・・・

だから周りの人は

近寄れなかったんだと

気づきました。


全部自分の心の中のなせる技


人から理解されないのは

自分が人を理解しないから

人から愛されないのは

自分が人を愛さないから


「他人が自分に向ける表情」は「自分が他人に向ける表情」そのものなんですね。


まぁそれも人によりけりでしょうが

今は「武装」を解いた自分の表情が

最も楽だし好きです。(*^_^*)


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