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たゆたえど、沈まず

選挙の印象 

2014年12月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

衆議院選挙が終わった。
政治に興味がないので何も言うことはないが、石原慎太郎の老人ぶりにはいささか驚いた。
何かに掴まってヨロヨロと足取りもおぼつかなく歩く姿にビックリした。
82歳らしい。たとえ82歳でも颯爽としていて欲しかった。
若い頃サッカーのクラブチームに所属しヨットで数々の外用レースに参戦したかっての勇姿の面影は何もない。
行動することの大切さを知り尽くし行動する姿で人を魅了してきた人間がああなったら支持する人が減るのも当たり前である。
いつからあんな動かない人間になったのか、動くことを放棄してからの彼の衰えは早かったに違いない。
私が大ファンの菊池体操の創始者菊池和子さんの80歳の姿は颯爽として素晴らしい。
努力次第でああなれるのである。
作家石原慎太郎はヘミングウェイをとても尊敬していた。
ヘミングウェイは動けなくなった自分を始末するように猟銃で自らの命を絶った。
巨木が倒れるように命をたった彼を尊敬していたはずだ。
あの頃の石原慎太郎はどこへ行ったのか。何かにしがみついてヨボヨボと生きている姿はみっともなくてガッカリである。

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