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たかが一人、されど一人
大本営発表今昔
2014年12月09日
テーマ:テーマ無し
昨日に続いて先の大戦中のことにもう少し触れたい。戦時中は軍部から国民向け広報として大本営発表が頻繁にあったそうだ。当時のマスメディア、ラジオと新聞はこれを積極的に採用して国民に伝え、国民はこの報道に一喜一憂と言うより、むしろ歓喜の思いに浸っていたらしい。現代に置き換えると、自衛隊広報や内閣官房から国民向けに「自衛隊は海外でこんな活動して、海賊をやっつけたり、同盟国の軍隊や地元の人に感謝される支援を行っています。」と言ったところだろうか。当時は「どこそこの戦闘に於いて、敵をこんなに撃破して味方の損耗はこんなに軽微で済んだ。」と言ったことが圧倒的で、日本軍が壊滅状態であっても、終戦間際まで全く偽りの話をでっち上げて広報していたのが事実らしい。当時の国民は、メディアの報道に嘘があることなど思いも及ばなかったのかもしれない。1945年の8月15日になって、突然玉音放送を聞かされてびっくりした人が多かった筈だ。現代市民はその辺については大分学習効果が現われて、宣伝広告や企業にせよ行政の広報も100%鵜呑みにはできなくなっているだろう。長いこと広告屋稼業に従事してきたので分かるが、広告や広報は基本的(特に法的には)に嘘を言ってはいけないとされている。しかしアッピールするポイントが事の本質から外れていると、嘘を言っていなくても事の本質から大分かけ離れた印象を伝えることは可能だし、場合によっては真逆のことを伝えることが可能になるのは言うまでもない。この手法を意図的に駆使して成功したのが、現役時代に大いに加担してきたところの、原子力安全神話形成がその典型だろう。小生なんぞは下っ端だったので、正直その神話を頭から信じ切って仕事としてやっていた。こんなことを書く気になったのは、昨日報道された麻生財務相の演説である。少子化問題に関連して述べた女性の妊娠問題は脇に置くが、景気回復問題に関連して述べたところの「2年前より(景気が)悪いのは、よほど運が悪いか経営能力がないかだ」の方である。この発言が適切であったかどうかより気になるのは、麻生氏も若い頃の小生と同じで、役所(財務省)の広報(官僚の報告)に取り込まれて、無邪気にも本気でそのように信じ込んでいるのでは、との思いである。昨夜久し振りにタクシーを利用したのだが、そのドライバーが最近の景気について話をしてくれた。案の定さっぱりだそうだ。2010年から個人タクシーを開業したが、2011年3月の大震災までは少しずつ収入が増えてきたかなと言う感じがありました。良い時には1日の売り上げが5万円に達する日が出るようになってきました。ところが、あの3月11日、車が全く動かなくて、翌朝の4時になっても3万5千円くらいにしかなりませんでした。お客さんも困るでしょうが、タクシーは待ち料金では稼げません。この日がケチのつき初めで、以来売り上げは減る一方です。今年に入っても全く良くなりません。極端に言えば月収が毎月千円ずつ減っている感じです。現在は年金と1日の売り上げ目標3万5千円で頑張っているのですが、目標達成が難しい状況です。目標額をオーバーしたら、その分一杯やることにしているのですが、最近では飲める日が殆どありません。むしろ税金の支払いが出来なくて困っているくらいです。前年の稼ぎに対しての課税なので、毎年税金の支払いが遅れる一方です。アメリカの大統領が「日本は不況から脱出できなくて苦しんでいるがアメリカが影響受けないようしなければならない。」と言ったそうだが、タクシードライバーの話を聞いて、初めて得心の行く思いであった。一方で、景気は回復しつつあると胸を張っている政府広報と、歩調を合わせているマスメディアの姿勢に大本営発表が重なった。
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