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映画が一番!

ハート・ロッカー 

2014年11月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:アクション・アドベンチャー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

阿蘇山がマグマ噴火。
世界的に火山活動が活発になっているらしい。
人間は地球の主みたいに振舞っているが、
自然には勝てませんね。

今日の映画紹介は「ハート・ロッカー」。
BSプレミアムで2014年11月28日(金)23:45〜放送。
深夜劇場ですから、録画ですね。
2010年3月に見た時の感想文です。

キャスリン・ビグロー監督によるイラクを舞台とした
アメリカ軍爆弾処理班を描いた戦争アクション。

キャッチコピー は
”永遠を思わせる戦場。刹那を生きる男たち─。”

冒頭に出て来る言葉が、
”The rush of battle is often a potent and
lethal addiction, For war is a drug.”ーChris Hedges
”戦争での昂揚感はときに激しい中毒になる、
戦争は麻薬だ。”と、
この言葉通り、一度、この快感を味わったものは
戦いの場から永遠に抜け出すことは出来ない。

イラク戦争中の2004年、バグダッド郊外。
アメリカ軍の危険物処理班・ブラボー中隊は、
路上に仕掛けられた「即席爆発装置(IED)」と
呼ばれる爆弾の解体、爆破の作業を進めていた。
だが、準備が完了し、
彼らが退避しようとしたその時、突如爆発。

爆死したトンプソン二等軍曹(ガイ・ピアース)の
後任にジェームズ一等軍曹(ジェレミー・レナー)が
新しいリーダーとして赴任する。
だが彼は中隊のルールを無視し、
安全対策もとらず果敢に爆発物を処理していく。
ジェームズの命知らずな行動に部下の
サンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)や
エルドリッジ技術兵(ブライアン・ジェラティ)は
不安を募らせる。

迫力ある戦場シーンと、
兵士の勇気の裏にひそむ心理描写がクロスして
単なる戦争映画でないところが面白い。

戦地より自宅に帰り、息子と遊ぶジェームス。
びっくり箱に大喜びする息子。ジェームスは息子に語ります。

”僕の歳になると、びっくり箱が布と針金で
できてるって分かってしまうんだ”。
”年をひとつずつ取るごとに、大事なものが多くなって、
"特別なもの"とは思えないものが出てくるんだ”と。

そう、彼はいつも”特別なもの”を追い求めています。
それは、「爆弾の解除作業」。
成功か失敗か?彼はそこにあるスリルから逃げきれない。
まるで、麻薬中毒患者みたいに。

監督はキャスリン・ビグロー。
第82回アカデミー作品賞、監督賞ほか全6部門受賞。
因みに、”The Hurt Locker"とは
アメリカ軍のスラングで「苦痛の極限地帯」、
「棺桶」を意味する。



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平和

yinanさん

SOYOKAZEさん、おはようございます!

日本も戦争の出来る国へと軸足を移しているように思います。

戦後の今までの平和を大事にして欲しいです。
いつも、戦地で犠牲になるのは若者で、
命令をする方は現地にも行かないでしょう。

2014/11/29 07:23:03

心理は・・

さん

yinanさん こんばんんは〜

麻薬のようにのめり込んでしまう心理はわかりますが、のめり込む事が戦争とか爆発物処理、しかも安全策は蔑ろだと考えものです。

私は、一番大切な物は命だと思っているので。
戦地から帰ったアメリカ兵の鬱病が増えているそうです。
人殺しが日常の戦地、私はやっぱり肯定できません。

2014/11/28 18:17:49

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