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悪人 

2014年11月04日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日の映画紹介は「悪人」。
BS-TBSで2014年11月4日(火)21:00〜放送
2010年9月に見た時の感想文です。

芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラーを映画化。
テーマは「人間の本質は善と悪」。
私は性善説ですが、善と悪は表裏一体。
人間の奥底に潜む、悪魔の囁きは誰にでもあります。

キャッチコピーは
”なぜ、殺したのか。なぜ、愛したのか。”、
”ひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。
誰が本当の“悪人”なのか?”。

悪”とは何かと、考えさせる映画です。

長崎の外れの小さな漁村に住む清水祐一(妻夫木)は
祖父母の面倒をみながら、土木作業員として暮らしていた。
車だけが趣味で、
何が楽しくて生きているのかわからない青年と、

紳士服量販店に勤める馬込光代(深津絵里)は、
妹と2人で暮らし、アパートと職場の往復だけの
退屈な毎日を送っていた。

この二人が、 出会い系サイトを通じてと出会う。
”あんた、大切な人はおるね?
その人の幸せな様子を思うだけで、
自分までうれしくなってくるような人は。”

”今の世の中、大切な人もおらん人間が多すぎる。
自分には失うものがないち思い込んで、
それで強くなった気になっとう。
だけんやろ、自分が余裕のある人間て思いくさって、
失ったり、欲しがったりする人間を、
馬鹿にした目で眺めとう。”

”そうじゃないとよ。それじゃ人間は駄目とよ。”

逢瀬を重ねる2人だったが、
祐一は世間を騒がせている福岡の
女性殺人事件の犯人だった……。

妻夫木が殺人犯を熱演してますね。
何故、彼が殺人犯になったのか、
何故、殺人犯の祐一を光代は愛したのか。
暗い映画でした。

”そうですよね、あの人は悪人ですよね”。

人間が誰でも持っているの暗い面が表面に出てくると、
人間誰でも悪人になるのかなぁ〜と、
考えさせられる映画でした。

祐一が自分の罪を光代に告白するシーンに
唐津市の「いか本家本店」 使われています。
映画とは関係ないですけど、
唐津市出身の私はここの、「いかの活き造り」は
大好きでした。

監督は「69」「フラガール」の李相日。
共演に岡田将生、満島ひかり、柄本明、樹木希林。



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今晩は〜!

yinanさん

SOYOKAZEさん、

生まれながらの悪人はいませんが、誰でも悪人になる
可能性がありますね。
清水も祖母想いの、心優しい青年なのに、
偶然が重なり合って殺人を犯します。
又、彼を愛する光代と、人間は不可解です。

タンポポさん、

樹木希林は祖母の清水房枝役でした。
先日の文化の日に瑞宝重光章を授かりました。
全身の癌と言われているのに元気ですね。
妻夫木は原作を読み感銘を受けて悪役に挑戦したそうです。

2014/11/05 17:28:18

やっぱり

さん

この作品も、樹木希林が巧いと思いました。

イメージが違って、妻夫木聡がわかりませんでした。
深津絵里も巧いですね。

2014/11/04 18:55:16

観ました

さん

観終わって、誰が悪人なのかわからなくなりました。

ちょっとした偶然、歯車の噛み合わせが狂っただけで、命を失った少女、殺してしまった青年、彼を愛した年上の女、そして切っ掛けを作ったイケメン。

巻き戻して、最初からやり直せたらと思った事を覚えています。

2014/11/04 14:36:23

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