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たかが一人、されど一人

テレビを誉める 

2014年11月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

日銀が先週末に発表した2度目の異次元金融緩和は、アメリカから「サンキュージャパン」と言われているらしい。経済原理は分からないが、日銀発表でアメリカでも株が暴騰している。安倍政権は地球儀外交で世界に貢献するのが務めと思っているようだから結構だろうが、日本の国民はどうしてくれるのだろう。昨日のブログで、「専門家は誰もはっきりしたことを言わない。」と書いたが、今朝TBSの「サンデーモーニング」を観ていたら、極めて分かりやすく解説してくれた学者がいた。初めて見た人だが面白い。慶応義大学准教授だからまだ若い「小幡 績」氏である。「日本の経済にとっては何もいいことはない。」と断言していた。庶民は賃金の低下と物価の値上がりで生活は苦しくな一方、株なんてものは上がれば下がるに決まっているのだから、まかり間違うと年金資産まで目減りしかねないとまで言っていた。日銀政策委員でさえ、今回の政策決定は5:4の僅差での決定と伝えられている。しかし一般的な報道の論調は暢気なものだ。どのような見識に基づいているのか「安倍政権としてはこの株高をあと1、2か月もたせて、12月上旬に消費税再増税の決定に持ち込むのだろう。」とまるで当然且つ他人事のように伝えている。どう見ても庶民の立場に立って書いてるようには思えない。学者の中には小畑氏のように懸念を表明している人は多い筈だ。テレビはこういった学者を出演させる場合、リハーサル後に言い方をもう少し曖昧にするよう依頼するのが常で、結果的に蛇だかミミズかが分からぬ表現にさせられてしまう。現場を何度も見てきているので、今朝の小畑氏の発言は新鮮で驚きだった。普段あまりマスコミを誉めないが、今日の「サンデーモーニング」誉めておきたい。政治家は「あとは野となれ山となれ」で済むかもしれぬが、もし政策が間違った時にとばっちりを受けるのは多くの国民だ。他のマスコミも少し勉強して、懸念についてもう少しアッピールしておくべきだろう。

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