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たゆたえど、沈まず

加圧トレーニングと私 その3 

2014年10月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

2年間の加圧トレーニングはかなりの成果がありました。残されている機能を伸ばすことで肺の弱点を補うという大方針でやってきて、ちょっと一服しようという気持ちが湧いてきました。トレーニングに名古屋の都心まで通うのは時間も費用もバカにならないのです。
サボる習慣はすぐにつきます。来月からやろう、夏が過ぎたらやろうと言い訳して自分を甘やかしているうちに1年10ヶ月が経ちました。
その間何もやってこなかったわけではなく、たまたま女房が膝を悪くして杖をつかないと歩けなくなりそれを治すためにきくち体操を始めました。
昨年の11月から彼女は始めたのですがだんだん成果が出てきたのを横目で見ていて付き合うことにしたのです。今年に入ってから本気でやり始めたので加圧トレーニングに行かなくても大丈夫と判断をしてせっせとやっています。
COPDになった人は、まともに運動はできません。すぐに息が上がってしまいます。加圧ベルトのおかげで筋トレが可能になります。息切れで運動はほとんど不可能ですから衰える一方です。衰えるというのは恐ろしいことで全ての機能が衰えるのです。全ての機能が弱くなることです。そして弱ったところから必ず問題は発生します。どんどん発生する悪循環に陥ります。これがCOPDには一番怖いのです。最も怖いのは薬の副作用だと思います。薬に頼って何もしないとこの被害をまともに受けます。
この問題をどう避けるか、正面から受け止め立ち向かう以外にどうすればいいか方法もヒントも見つかりません。世の中のどんな問題も立ち向かわなければな何も始まらないのです。
DVDを観ながらきくち体操をやっていると菊池和子さんが50年かけて追求した体の仕組みと機能、その使い方が説得力を持ってしみ込んできます。
私には加圧トレーニングで鍛えた貯金がまだ十分に残っていてその残高で生きていた感じですが、後半は貯金が底をついて体調不良の波をまともに受けていた時期にきくち体操と出会いました。筋肉は鍛えなくてもいい、育てればいい。彼女は私にそう語りかけてくれました。
部分を鍛える筋トレよりも全身の体操で全身の筋肉をくまなく動かし弱った筋肉を育てればいいという方法は説得力があります。
女房は足の筋肉が弱ったことで膝を痛めたと認識し毎日コツコツときくち体操をやり始めて間も無く1年になりますが両手に杖を持って悲鳴をあげて歩いていた状態から普通に歩いて階段の上下ができるとことまで回復しましたし、このまま行けばウォーキングも飛んだり跳ねたりもできるようになるだろうと確信を持ってやっています。
まぁ、飛んだり跳ねたりには彼女に場合相当のダイエットが必要ですが・・・(笑)
それにしてもあっぱれな女です。
私もこの体操でかなり体が柔らかくなりました。柔軟な上半身は呼吸を楽にするのです。
そして先日肺機能検査を受けたのです。私の主治医は言いました「この数値の人を茂作さんみたいなコンディションに導ける医者はいないだろうなぁ、茂作さんを支えているのは筋肉と筋肉の中にある酸素だね、筋肉が衰えたら終わりだよ」
思い起こすと確かに私を支えているのは筋肉です
これをおろそかにしないためには今の所きくち体操で十分だと思えるけれど、8月に70歳になって少し人生の見方が変わってきました。心境に変化があるのです。
今までも人生楽しいんだけれど、もっと楽しむことに専念しようと思い始めました。
楽しむことに専念しないともう残された時間がないと。
何をするかの一つにオシャレをしようと思ったのです。オシャレは見た目です(笑)
今から慌てて見た目をよくしようという訳です。
見た目をよくするには加圧トレーニングです。もう一度やりたくなりました。
「先生、もう少しブっとい腕と分厚い胸板でカッコよくなりたい」と言ったら「お安い御用です」と請負ってくれました。
私は最重症、レベル4のCOPD患者です。楽しくなっちゃいます。ワクワクしてきます。
そんな訳で、多少よこしまな動機で加圧トレーニングの再開となりました。
成果はまた報告しますね楽しみにしていてください。

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