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戦場のピアニスト 

2014年10月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日の映画紹介は「戦場のピアニスト」。
BSプレミアムで2014年10月10日(金)23:45〜の放送。
深夜放送ですから録画ですね。
2003年2月に見た時の感想文です。

ナチスの迫害をくぐり抜け、
奇跡的に生還したポーランドの
ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの壮絶な体験を
描いた話題の映画です。
カンヌ映画祭では最高賞であるパルムドールを受賞。
アカデミー賞では7部門にノミネートされ、
監督賞、脚色賞、主演男優賞の3部門で受賞。
主演のエイドリアン・ブロディはこの作品で
アカデミー主演男優賞を受賞。
 

1939年9月、ポーランド。
ナチス・ドイツが侵攻したこの日、
ウワディク(エイドリアン・ブロディ)は
ワルシャワのラジオ局でショパン・「夜想曲第20番」を
演奏していた彼はドイツ空軍による突然の爆撃を
受けてなんとか脱出する。
が、街はドイツ軍に占拠され、
ユダヤ人をゲットー(ユダヤ人居住区)へ
強制移住させるなどの迫害が始まる。

シュピルマン家も住み慣れた家を追われる。
ゲットー内のカフェでピアノ弾きの職を得た彼は、
様々な迫害に遭いながらも静かに時をやり過ごす。

しかし、やがて一家を含む大量のユダヤ人が収容所へと
向かう列車に乗せられる。その時、一人の男が列車に
乗り込もうとしていたウワディクを引き留めた。

監督のロマン・ポランスキー監督はポーランド出身で、
自身もゲットーを脱出した経験を持っています。
作品には『ローズマリーの赤ちゃん』、『テス』、
最近は『ナインスゲート』などの作品で有名ですが、
私生活でも波乱万丈の生き方をしています。

まず、最初の妻で女優のシャロン・テイトを、
アメリカの有名な殺人鬼、チャールズ・マンソン一派に
殺害されています。しかもその時シャロンは妊娠中でした。
次にアメリカ国内で、未成年(13歳のモデル)に対する
ワイセツ容疑で逮捕され、
服役を逃れてヨーロッパに逃亡する。
それ以来 彼は以来アメリカへは戻っていない。
彼の奇行は過去の体験が影響しているのでしょうかね。

主人公シュピルマンを演じたエイドリアン・ブロディは、
16kgもダイエットし、ピアノの猛特訓をして
吹き替えなしで撮影したそうです。

隠れ家に住む彼は、夏になる頃、
ワルシャワ蜂起が始まり、街は戦場となった。
しかし、ドイツ軍将校(トーマス・クレッチマン)に
見つかってしまうが、彼がピアニストてあることを
告げると、将校は彼にピアノを弾かせる。

このシーンで、彼の長い指がある時は力強く、
ある時は優雅に鍵盤を踊るのを見て、
ついつい涙が出てきました。(最近は涙腺が‥)

演奏に感動した将校は、彼を匿ってやる場面は
暗い、悲惨な中で一筋の光のようでした。
その時、4分間にわたり弾いた曲は
「ショパン バラード第1番ト短調作品23 」。

クラッシックは判らない私ですが、
哀しい中にも心が落ち着くのを感じました。
Y-Tubeでぜひお試しあれ。

この作品ではショパンの曲がポイントポイントで
使われています。映画の内容が暗いだけに救われました。



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ショパン

yinanさん

風香さん、こんにちは〜!

原作も読まれたのですか、
私は読んでいないので判りませんが、
往々にして原作とは違うのはよくありますね。

この映画ではショパンの曲が効果的に使われています。
私も今まで漠然と聞いていた曲を
気合を入れて聞いたことでした。

夜想曲(ノクターン)はショパンの得意と
するところだったようです。

ショパンの曲で私が一番、好きなのはやはり、
フジ子・ヘミングが弾く「別れの曲」です。
哀しい曲なのにどこか明るいところがいいです。

2014/10/11 15:35:41

好きな映画

さん

去年、ミニコンサートでショパンのノクターンを聴いてから、興味を持ちました。
そのピアニストがフランス留学で師事した、ピアニストが
映画の吹き替えピアニスト、ヤヌシュ・オレイニチャクと紹介してました。

ネットでDVDプレミアムBOX手にいれ、さらにシュピルマン原作翻訳本も購入し読んでいます。
映画は原作本に沿って描かれていますが、ドイツ人将校とシュピルマンの詳しい表現部分は多少違いがありますね。

2014/10/10 20:24:07

おはようございます!

yinanさん

明かりさん、
ワルシャワがドイツ軍に占領され、
ユダヤ人は過激な弾圧によって痛めつけられて、
ゲットー地区に押し込められ、
飢餓、迫害、そして死と見ていて不愉快になります。
これが、人間のすることかと思いますが、
今でも「イスラム国」の行状を見ると、同じですね。

SOYOKAZEさん、
本当に嫌なものは見たくないですね。
小心者の私も好みではないのですが、
原作がノンフィクションで、ピアニストが
どうして生き残ったのか興味があったので見ました。
ショパンとの曲が助けられました。

タンポポさん、
お姉さんと一緒に見られましたか、
それでは余計、印象が残ったでしょうね。

2014/10/10 05:51:19

繊細な

さん

ピアニストを巧く演じていましたね。
この作品が公開された頃は、まだあまりたくさんの映画を観ていませんでしたが、この作品は姉と一緒に観ました。

2014/10/09 20:40:14

感動作と思いつつも

さん

こんばんは〜

この映画は予告を劇場で観ましたが、やはり、背景が背景だけに、観るのを躊躇った作品です。
音楽、芸術は敵の心も動かすのですね。

2014/10/09 18:52:54

yinanさん

さん

この映画は評価が高かったのに、友人が、
恐ろしい場面の連続だから見るなと。
従って後悔していましたので、
明日見ますね。

2014/10/09 17:33:50

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