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太陽がいっぱい 

2014年09月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「太陽がいっぱい」。
BSジャパンで2014年9月5日(金)20:00〜の放送。

アラン・ドロンの出世作でフランスの巨匠
ルネ・クレマン監督の傑作サスペンス映画。
加えて、ニーノ・ロータの哀愁を漂わせた
美しいメロディーのテーマ曲は忘れられないですね。

原作はパトリシア・ハイスミスの小説 、
「The Talented Mr. Ripley (才人トム・リプリー)」。
ドキュメンタリータッチで完全犯罪の過程をリアルに
映像化しています。

貧乏な若者・トム(アラン・ドロン)は、
悪友で放蕩息子のフィリップ(モーリス・ロネ)が
イタリアで遊び暮らしているので、アメリカへ
連れ戻すようにと、父親から多額の報酬で頼まれる。

金欲しさでイタリアに来ているのを知っている
フィリップは、トムを奴隷のように扱い馬鹿にして 、
恋人マルジュ(マリー・ラフォレ)を見せつける。

”僕を殺したいと思わなかったか”
”今度じゃないけど前に二度ほど”
”面白い”

と挑発するフィリップに
次第に羨望や反感が募り殺意を抱くトム。

24歳のアラン・ドロンの美貌が生きていますね。
彼のホモセクシャルの雰囲気にそれに魅かれる
フイリップとの微妙な関係に嫉妬するマルジュ。

三人三様の複雑で危うい関係が地中海に照り付ける
強烈な太陽の下、独特のムードを醸し出しています。

極め付けの場面は、
砂浜に並ぶパラソルと青い海をバックに
チェアに横になるトムにウェイトレスが近づき、

”気分でも?”
”何?”
”気分でも?”
”いや 太陽がいっぱいで、それ以外はいい気分だ。酒だ”
”どれに?”
”極上のを”、”最高だ!最高だ!”

”リプレーさん、電話ですよ!”

1960年制作。
マット・デイモンのリメイク版の
「リプリー」(1999年制作)も良かったですね。



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こんにちは〜!

yinanさん

ハナコおばさん、

>ただの美貌ではありません、
悪の魅力を秘めた何とも言えない魅力。(*^^*)
おっしゃる通り、ただの二枚目でないところが
母性本能をくすぐるのでしょうね。

風香さん、

確かに声優の声がミスマッチでした。
二か国語放送だったら、字幕でみるのですが、
そうではなかったですね。

2014/09/06 10:45:52

声優

さん

観ました・・アラン・ドロンの声が
クリント・イーストウッドの声と同じかな?
ちょっと残念だったかなぁ。。

2014/09/05 21:44:22

こんにちは〜!

yinanさん

明かりさん、
54年前ですから半世紀前です。
何回見てもいい映画はいいですね。

ストーリーは判っているので、今回は映画のロケ地だった、
ナポリの近くにあるモンジベロという小さな漁村を
丁寧?に注視しょうと思っています。
地中海に面して立ち並ぶ街並みを旅行しているつもりで。

SOYOKAZEさん、
そうです、古い映画ですけど色褪せていないですね。
ドロンの美しい容貌と背徳の香りは男にとっても
魅力があります。
特に複雑な心理状態を目の動きで演じるドロンは
二枚目だけではない役者だと思ったことでした。

「禁じられた遊び」の監督だったルネ・クレマンは
恵まれない家庭に育ったドロンに、野心に満ちた
主人公トムと同じ闇と野心を見出して、彼を起用したそうです。

2014/09/05 17:14:05

悪の魅力

ハナコおばさんさん

何回か観ました。(^^;)
あの美貌、そしてあのメロディー。
ただの美貌ではありません、悪の魅力を秘めた何とも言えない魅力。(*^^*)
ストーリーの内容とアラン・ドロンのムードが一致した映画でしたね。

2014/09/05 17:04:43

彼の美貌だけ

さん

悪の匂いがするアラン・ドロンの美貌しか覚えていません。
もう随分前、私がまだ大人になりきっていない頃の映画だった?

今日ですね。録画しましょう!

2014/09/05 15:32:14

yinanさんへ

さん

この映画は何十年前になりますか?まさか半世紀?
今でもTVで放送がありますから、不朽の名作なんですね。
私の中では、彼の美貌ぶりと、最後の最後で夢破れる、
その二つが強烈でした。

2014/09/05 15:00:47

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