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平成の虚無僧一路の日記

虚無僧って伝統芸? 

2014年07月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「一路さんは、虚無僧という“伝統”にこだわって
いるようですが」というコメントをいただいた。

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「日本の伝統文化を辿って行くと、その多くは一休さんに
行き着くように思えます。そして一休さんは固定的な伝統や、
家元制など望んでいなかったと思うのですが。
一路さんは、虚無僧という、伝統にこだわっておられるようにも
思います。今や絶滅危惧の虚無僧ですので、それは素晴らしい
ことだとも思えますが、一方で、それを解き放った活動も
されているのかどうか、知りたいです」
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また以前、「あなたは、虚無僧をやりながら虚無僧を否定している。
真意が知りたい」という質問もありましたので、お答えします。

東京には「虚無僧研究会」があり、600名ほどの会員がいます。
また京都の明暗教会には200名ほどの会員がおります。
しかし、彼らの多くは「虚無僧」が吹いた「尺八本曲」を
吹くことを楽しんでおり、「虚無僧」で門付け(托鉢)は
しません。それこそ「旦那芸」で、趣味の世界です。

虚無僧を職業にしているのは、世界で「Only One!」。
しかも、どこの会派にも属さない、一匹狼の虚無僧です。

ところが、私は、伝統的な5孔尺八ではなく、9孔の
ドレミファ尺八で、虚無僧が吹いた曲だけでなく、童謡、唱歌、
演歌、ポピュラー、「コンドルは飛んでいく」なども
吹きますので、「虚無僧研究会」や「明暗教会」の会員の方
からは「けしからん奴」と、批難中傷を浴びています。

つまり、カタチは「虚無僧」でも、中身は「伝統」を外れた
異端児です。それは「一休の常識を否定し、こだわりを捨て、
自由自在に生きる生き方」を真似ているからです。

私の「虚無僧」観は、一休の「風狂」、一休が賛美した
「普化禅師」の「瘋癲(ふうてん)」の所業であって、
伝統的な虚無僧を否定して、新たな、現代の「風狂」を
目指しているのです。

「虚無僧」とか、「尺八」はこうでなければならない、と
いったこだわりを捨てると、「虚無僧」でも生きられる、
新たな世界が開けてくるのです。伝統的な「虚無僧」そのまま
だったら、今の世の中、食べていけないでしょう。
世の中「無常」。「常なし」です。世の中の変化についていき、
革新、改革あるのみです。

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