自転車で物語散歩

『坊ちゃん』のマドンナとは? 

2013年02月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

藤沢周平氏のことばにつぎのようなものがあったはずなのだが・・・。「主人公の名前さえ決められると、筋書きはできたもおなじ」小説はおろか、なにかの物語さえ書いたことがないわたしには、「ほ〜、小説を書くとはそんなものなのだろうな〜」と、ついついうなづいてしまう。ことに時代小説では、熊さん 八つぁん系とくれば長屋の住人、新兵衛系ならば番頭さん、長次郎系は渡世人だ〜・・・、てなぐあいに読み手側にそれなりのイメージができているから、時代物で主人公の名前をひねりだすのは現代小説よりも難しいかもな〜、と腕組みをしては悦にいってみたりしている。 では、漱石先生の主人公といえば。なんといっても『吾輩は猫である』だ。なんせ、主人公に名前がない。名がないということは、筋書きもない・・・、これが漱石流なのだろうか。まあどうあれども、猫ヒーローは"ワガハイは・・・”と胸を張っては人間様を小馬鹿にしている。そして、その人間様たちも、ご存知のようにおちゃらけた名前ばかり〜〜〜。もし、"吾輩"に名をつけたならば、漱石先生の運命はいかに・・・。 また、漱石先生は名もない主人公をもう一人創られた。『坊ちゃん』である。一応、坊ちゃんは、多田の満仲(ただのまんじゅう)と名乗りをあげてはいるのだが・・・、はてさて、その正体は誰でしょうか・・・。ヒーロー〜〜〜多田の満仲!ならば、『坊ちゃん』のヒロインは誰でしょうか?もちろん、"マドンナ"だろう!では、本当のマドンナとは誰なのか・・・?ひょとして、多田の最中嬢かな・・・? 明日につづく。 お立ち寄りありがとうございました。

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