メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

たかが一人、されど一人

枡添新東京都知事おめでとう 

2014年02月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

小生の期待値含みの予想が大外れして、枡添要一東京都知事が決まった。氏には先ずお祝いを言うべきだろう。「おめでとうございます。」地方の一選挙について我が党本部がいちいち関与すべきでない、てなことを言っていた自民党が、終盤になって形勢優位と見るや党を挙げての応援で、当選を受けて悪乗りしているのを見るのは辛いが、敗者を応援した以上は仕方あるまい。新都知事は石原、猪瀬両知事に比べれば頭が良いのは確かだろうし、性格的にはどうか知らぬが、大臣も経験しているから役人の扱いもかなり分かっているだろう。願わくばリーダーシップを発揮しておかしな銀行を作ったり、沖縄県の島嶼についてちょっかいを出すようなことだけは止めておいてほしいものだ。世界で一番との枕詞も大分引っ掛かっている。今や悪評高い蓮舫女史の「何で世界で一番でなくてはいけないのですか、二番では何故駄目なんですか?」以来、庶民までが世界の中での順番を気にしているかのような報道が多い。しかし庶民が世界の中での順番が気になるのは、精々オリンピックぐらいなものだろう。暮らしに関して一生活者として言わせてもらえば「他国や他都市との比較なんかどうでもいい。普通の生活が長続きするのが一番である。」幸い我が家は未だ普通の暮らしが維持できている方だろう。問題は普通でない劣悪状況下にいる人々にどんな救いの手を差し伸べるかだろうが、公共工事を増やして景気を拡大することだけで如何程の人が救われるか、冷静に考えてほしい。都の職員が16万人もいるそうだ。中には警官も医者も消防も教職員もケースワーカーもいて、都庁舎の何階にいるか知らないが、都知事の目には金輪際留まらぬ普通以下の生活者の実態を、日常的に目にしている職員もいる筈である。新都知事が、「現場の意見を尊重したい。」と言ったかどうか知らぬが、選挙に出る人は大概いうセリフである。しかし現場の意見がトップに届く頃は、統計の数字に置き換えられてしまうのも事実で、政治家は相当な想像力が必要である。氏の選挙公約は2020年オリンピック・パラリンピックの成功、首都直下地震などに向けた防災対策、社会保障対策が3本柱とされているが、これに賛同した人が投票者の4割を占めているのも驚きである。我が身のことより国家や都市を大切に思う人の何と多いことよ。その他には「東京を『特別経済特区』と位置づける」なんてことを掲げ、経済成長を促す腹積もりのようだ。ただでさえ税金が使い切れなくて余っている、と聞いているのに不思議な事を仰っている。『特別経済特区』なんて何を意味するのか、分かっている人がどのくらいいるか知らぬが、随分インチキ臭い話だと言う人もいる。何れにせよ「都政の課題は待機児童、多摩の格差是正、教育、高齢者福祉など、やらなきゃいけないことがたくさんある。」こちらの方に大いに期待することとしたい。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ