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「ソチ五輪、期待のジャンプ。空飛ぶ梅が応援!!」 

2014年02月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生

 いよいよ、ソチ五輪が2月7日から始まる。

 ジャンプ男子の葛西紀明選手、1972年(昭和47年)6月生まれの41歳。日本選手団の最年長であり、主将という大役を務める。

葛西選手は、北海道出身で、身長が180cmほどの長身でかなりの細身だ。ほおはこけている印象で、黄色のウェアを身につける。 黄色のウェアで空飛ぶ葛西選手。彼は、神風ジャンパーだ。

 一方、ジャンプ女子の高梨沙羅選手、1996年(平成8年)10月生まれの17歳。高梨選手は、身長が152cmと小柄で、とても可愛い。出身地の北海道弁での「なまらめんこい」という表現がぴったりだ。

 北の大地、北海道が生んだ「神風ジャンパー」葛西紀明選手と「なまらめんこい」高梨沙羅選手。親子ほどに年齢が違う両選手が共にソチの空を飛ぶ。目指すは、金メダルだ。

 
 オリンピックで戦うのは、選手だけではない。彼らを支えるスタッフ等の関係者はもちろん、我々日本国民も一緒に応援という形で戦わなければならない。オリンピックは、国を挙げての総力戦である。

 だから、選手が勝つために役立つことは、総動員する必要がある。

 そこで、京都と福岡の方々にお願いがある。

 「東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」 

 平安時代の貴族、学者、文人、政治家である菅原道真(すがはら の みちざね)が詠んだ和歌である。

 菅原道真は、代々学者の家系に生まれ、長じて学者、文人それに政治家として卓越した能力を発揮した人物であり、右大臣に上り詰めるなど、異例の出世を果たす。

 しかし、時の権力者は、かの藤原氏である。延喜元年(901年)、道真は、左大臣藤原時平の讒言(ざんげん)により、北九州の大宰府の地に左遷されてしまう。

 京の都を去る時、菅原道真は、無念の胸中を歌に詠んだ。

 「東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」 

 春になって東風が吹いたなら、その風に託して大宰府の私のところに香りを送っておくれ、梅の花よ。主人の私が都にいないからといって、咲く春を忘れてはならないよ。 
  
 菅原道真は、延喜元年(901年)に大宰府の地に左遷された2年後、延喜3年(903年)、不遇のうちに現地で没した。

 道真に「春な忘れそ」と言いつけられた「梅の花」は、その後、どうしたか。

 飛梅(とびうめ)伝説というものがある。

 伝説の語るところによれば、菅原道真が京都を去った後、道真を慕う梅は、ある日、空を飛んだ。梅は、元気にその日のうちに主人の暮らす大宰府まで飛んでいき、その地に降り立ったという。

 太宰府天満宮の本殿前の左近(本殿に向かって右側)に樹齢1,000年を超えるとされる白梅がある。太宰府天満宮の神木である。

 しかし、単純に、京都の梅が太宰府まで飛んでいったのではない。

 菅原道真は、梅に、「春になって東風が吹いたなら、その風に託して大宰府の私のところに香りを送っておくれ、梅の花よ。主人の私が都にいないからといって、咲く春を忘れてはならないよ」と言いつけたのだ。

 言いつけを受けた「梅の花」は、考えに考えた。その結果は、自らを株分けし、京都に残るものと、太宰府まで飛んでいくものに分かれた。

 現に、京都の菅大臣(かんだいじん)神社の本殿前に紅梅がある。菅原道真を祀る同神社。この地には道真の邸宅があったとされ、道真の生誕の地とも伝えられる。

 つまり、太宰府天満宮の本殿前の白梅は、飛んでいった梅であり、京都は菅大臣神社の本殿前の紅梅は、飛んでいかなかった梅である。その白梅と紅梅は、空を飛ぶことに関わるという意味で、両方とも、飛梅である。

 しかも、かたや京都は紅梅、こなた太宰府は白梅。そのコントラストは、まさに日本の美である。

 この段落の冒頭部分で、京都と福岡の方々にお願いがあると書いた。賢明な諸兄諸姉は、既にお察しのことと思う。

 そう。どうか、菅原道真を祀る菅大臣神社と太宰府天満宮にお参りいただき、天神様と紅梅、白梅の飛梅に、お願いしてほしい。

 どうか、ソチ五輪で、男女の日本ジャンプ陣、日の丸飛行隊が金メダルを獲れますように!

一日にして京都から太宰府まで空を飛んでいった飛梅。空飛ぶ梅だからこそ、天神様も飛梅も、ソチの空を飛ぶ日の丸飛行隊の気持ちはお分かりだ。そして、お願いされるまでもなく、日の丸飛行隊に力を貸すとおっしゃる。

 しかし、それでも、現に、お参りし、天神様と飛梅にお願いするのが大事だ。そう、何事も駄目を押さなけりゃ。


 ソチ五輪で日本国民期待のジャンプ。ジャンプ男子は、41歳の葛西紀明選手が史上最年長で優勝し、ジャンプ女子は、17歳の高梨沙羅選手が五輪の初代女王に輝き、金メダルをそれぞれ獲得する。

 親子ほどに年齢が違う葛西選手と高梨選手。北の大地はデッカイドウの両選手が共に金メダルを首にかけながらのツーショット。彼らの活躍はデッカイドウ。実に痛快ではないか。


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風香さんは

wasaoさん

道産子ですから、応援のし甲斐が何倍もありますね。

2014/02/06 22:53:23

リペさんお参りの

wasaoさん

太宰府天満宮の天神様は、お参りし、お願いした人のお願いには、直接的、間接的に関連することを含め、広くお聞き下さいます。だから、「空飛ぶ梅が応援」はOKですよ。ありがとうございました。

2014/02/06 22:50:25

楽しみですね

さん

道産子として、お二人の活躍が楽しみです。

2014/02/06 18:04:38

1日遅かった…

リペさん

福岡から帰ってきてしまいました。
昨日読んでいれば。。。
というより私に学がないのでこういう所まで気が付きませんでした。
あとははばたまさんにお願いしたいと思います。

2014/02/06 12:53:13

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