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心 どまり
捨てられていた蘭に花が!
2014年01月09日
テーマ:日常
昨日から三学期が始り、我が家にも静けさが戻って来ましたが、一抹の寂しさも!
ニャンコ達も眠りを妨げられる事無く、おコタの中で寝息を立てながら伸びきっております。
以前、ブログ『捨てられていた蘭』に記しました『拾って来た蘭(シンビジウム)』に花が咲きました。
我が家に来て二年半、やっと見せてくれた花姿です。
白い花びらは、白磁にも似た光沢が有り、清楚でありながらとてもエレガントです。
最初の一年間は、水やりに徹しました。
葉芽が出、伸び始めた頃から肥料を与え、昨年三月、活動期に入る前に、一回り大きな鉢に植え替えました。
因みに、三月末までに植え替えや株分けなどの刺激を与えますと、発根・発芽を促するのだそうです。
古くなり、スカスカに成った根っこを全て取り除き、残った根で水苔を包み、その根の周りも水苔で包んで鉢に入れます。その上からバークなどの植え込み用土を、割り箸で突き込んで終了です。
蘭の多くは植え替え後、一週間は水を与えず日にも当てませんが、シンビジウムは大変水を好みますので、植え替え直後にたっぷりと水を与え、そのまま一週間ほど日影に置いておきます。
蘭にとって、日光浴も重要です。
胡蝶蘭などの様に、弱光線に適した種もありますし、木の上で直射日光に当たっていたデンドロビウムや木漏れ日に当たっていたファレノプシスなど、種 其々に適正な日光の量を当てる事が、とても大切なのです。
また当て過ぎますと、葉焼けなどを起こす原因にもなりますので、要注意です。
昨年12月初め、いつもの様に水やりをしておりました時に、葉芽とは明らかに違う芽が2本出ているのに気付きました。
触ってみますと鞘(さや)の様な『袴(はかま)』の中に、小さい粒々した感触が!
蛇足ですが『袴』とは、水仙などの茎の最下部に有る、葉と花茎を包む葱の様な薄い筒状の皮(鞘葉/ショウヨウ)の事を、生け花(華道)では『袴』と呼びます。
流派によって『葉組み』の作法は様々ですが、水仙などを活ける際、長さを揃える為に途中で切りますと、花茎と葉がバラバラに成ってしまいます。
一旦 袴を脱がせ、長さを揃えてから、又履かせ(葉組み)直します。
『花芽!』
嬉しくて、家族全員に知らせました。
拾って来た当初の『蘭』を見た主人の第一声が、
「もう!枯れてるんじゃないの?」
でしたから、青々と茂った葉の中の10cmにも満たない『花芽』を、彼は繁々と見入っておりました。
孫は「これ蕾なの?本当に花が咲くの?」
娘は「ばあば!やったね!てなごした甲斐が有ったじゃない!」
『てなご』とは茨城弁で、手入れする・世話をする・手をかける・手塩にかける、と言った意味です。私の心境はと言いますと、
“うれしかりけり”
と言った所です。
それからの日々は、朝目覚めると直ぐ『花芽』の確認です。
何故かと言いますと、ニャンコ達が良く蘭の葉で遊んでいたからです。彼女達に取っては”いいおもちゃ”でも、”いたずら”をしているとしか見えません。
『花芽』に、ナデナデしながらの朝の御挨拶は日課となり、一ケ月が過ぎた今年の元日の朝、ポッコリと膨らんでいた蕾が、ほんの少しですが、開いていたのです。
またまた、まだ寝ていた家族全員に報告です。
「縁起がいいね〜! いい事有りそうね!」
御愛想に、全員が口を揃えたようにそう言うと、又寝てしまいました。(-.-;) トホホ! ハナヨリダンゴ! カシラ?
ところがその夜、玄関から主人の声が!
”どなたか、お客様かしら?”
と思いながら覗いて見ますと、本家で御屠蘇が過ぎたらしく、玄関の奥に置いて有る『蘭』に向かって話しかけていたのです。
そこには見るからに、酔っぱらいのお爺さんが!
「いやあ〜 綺麗だね! 見事だよ! 良く咲いてくれたねエ〜!」
感謝や謙遜の類の言葉を、主人の口から聞いた事が有りませんでしたので、耳を疑いました。
多分、翌日は自分の言動を忘れているでしょうね! (笑)
未だ、その事を確かめてはおりませんが・・・
孫も、娘も、毎朝『蘭』を覗き込んでおります。
「大丈夫!いたずらされていないね!ヨカッタ! ヨカッタ!」
”めでたかりけり” です。
今年も、穏やかに平和に過ごせますように!
大きな幸せは入りません。悪い事が起きなければ、それで良いのです。
不穏な世界情勢の下、より長期的な視野に置いての戦略が、日本には必要不可欠になって来るのでしょうね!
日本と世界の平和に向けて!
あ
う ら
め れ 年 た
で し の ま
た か 花 初 の
か り 姿 見
り け の
け り
良 り
香
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癒やされるー
ギャラリーの2枚の写真 心が癒やされる
写真でした。
てなごを尽くして見事に綺麗な花が、咲きましたね。シンビジウムに興味を持ちました(^-^*)
2014/01/10 22:01:24
すごいですね
良香さんとご家族の 真心ややさしさが
通じたんですね 花も生き物だから
心が通じあえるんですね 私ももうあきらめていた カランコエが蕾をたくさんつけたので毎日声をかけています 蕾をつけてから咲く迄が長いです
2014/01/10 08:45:49
丹精しましたね
私は駄目枯らしてしまうの
水やり過ぎたり 余り見てやらないからなのね 解っているのに 頂くと
大抵 玄関に置くの 私はお勝手から出入りするので忘れやすいの(玄関は
段が高く足が悪いのでお勝手は低くおりやすいから)貴女のように丹精されたらお花も感激ね
2014/01/09 17:58:59
新たな命に
捨てられていた蘭、そのまま枯れてしまう運命だったのに長い間、手を尽して命を長らえ、遂にお礼の花を咲かせられた!
良香さんのお慶びも、ご一家の喜びもわかります!
でも、蘭、そのものが一番嬉しかったかもしれません?
「ご恩返しできた!」蘭の恩返し、良香さんご一家にきっと素敵な一年が始まりますね。^^
2014/01/09 17:43:32