メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

兵庫県南部の島

元旦は 

2014年01月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

私は元旦には淡路富士と言われる先山(448m)に登ることにしている。我が家からバイクで5分くらいの登山口の塔下集会所にバイクを置いて、1時間で山頂へ。年々老化を感じるのは、息切れ、発汗、足の筋肉である。最後に先山千光寺の石段がかなりある。登り切ると境内には鐘楼・本堂・三重塔・行者堂・閻魔堂等の建物がある。
淡路島の伝承では、先山は日本で一番先にできた山と言うことになっている。国生み神話では日本で最初にできた国が淡路国でその山だからと言うらしい。国生み神話の一説では伊邪那岐と伊邪那美の神様が最初に作った「おのころ島」がこの先山と言う伝承もある。この山にも伊弉諾を祀る社もある。
私が上ってきて最初にすることは、上半身の汗をかいたシャツを着替えることである。着替えてからは、境内を歩き回る。
閻魔堂は「だんご転がし」と言う葬儀が済んで、35日目に死者が三途の川を渡り、地獄へ行くか天国へ行くかの分かれ道になった時に餓鬼が邪魔をするので、団子を転がして。その団子を餓鬼が食べている間に、死者が川を渡り良い道に逃げていくと言う伝承である。
本堂の前にいる狛犬は獅子であるのが普通であるが、ここでは猪が狛犬となっている。播磨の「いざさ王」と言う大きな猪に矢を射た忠太と言う猟師が逃げる猪を追って、播磨灘を渡りこの先山まで来た時に、自分の矢が千手観音の胸に刺さっていたことを見て、観音に帰依したといういわれという伝承である。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR





上部へ