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「27年ぶりの志穂美悦子さん」 

2013年12月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生

 今から42年前、上野駅のホームで山手線の電車を降りた。

 進む方向へ行く人々、反対方向から来る人々でホームは混んでいる。こちら側に向かって来る人の流れの中で、30メートルほど離れた辺りが光っている。昼間のことだから、照明が光っているのではない。

 初めての経験であり、不思議なことがあるもんだと思いつつ、先に進んで行った。間もなく、なぜだか分かった。そこには、背が高い野球選手の姿があった。

 光の主は、読売巨人軍の4番打者にして三塁手、ミスタージャイアンツ、長嶋茂雄さんである。その当時、長嶋茂雄さんは、35歳で、現役バリバリだ。

 30メートルほど離れた辺りの人ごみの中で、長嶋茂雄さんの周りだけが光っている。正確には、光っているように見えるのだ。

 今にして思えば、その光は、長嶋茂雄さんのオーラのなせる業である。

 ネットのコトバンクによれば、オーラとは、人体から発する霊的な放射体。風、香気、輝きなどを意味するラテン語アウラに由来する。数cmから1m近くの厚みで体を取り巻く光の雲のようなものとされ、通常は超能力者にしか見えないといわれる。

 42年前、長嶋茂雄さんのオーラは、超能力者でなくても見えた。それだけは確かである。


 12月18日、ネットで、「志穂美悦子さん『浦島太郎状態』27年ぶりTVで変わらぬ美貌披露」とのタイトルつきで、スポニチアネックスの次のような配信ニュースが流れた。

  
 歌手の長渕剛(57)の妻で、元女優の志穂美(長渕)悦子さん(58)が18日、TBS系の情報番組「はなまるマーケット」にゲスト出演。1987年の芸能界引退以来、27年ぶりとなる本格的なテレビ出演に「浦島太郎状態」と語りながらも、笑顔で近況を明かした。

 1973年のデビュー以来、きりっとした美貌と華麗なアクションで日本初のアクション女優として活躍していた悦子さん。ドラマ「キカイダー01」、映画「女必殺拳」シリーズ、「二代目はクリスチャン」などに出演し人気を集めたが、87年に長渕と結婚し、芸能界から引退。その後は3人の子どもを育てる傍ら、2006年にフラワーアレンジメントを始め、全国でワークショップを開催、写真集も出版している。

 「きりっとした美貌と華麗なアクションで日本初のアクション女優として活躍していた悦子さん」の評には、完全に同意する。

 志穂美悦子さんは、華麗なアクションがなしでも十二分に通用するほどの美貌女優であった。彼女の美貌のポイントは、目にある。目がはっきりしているのだ。言わば、はっきり目の志穂美悦子さんである。そうした印象が津軽のシニアブロガーの頭に明確に記憶されている。

 はっきり目の美貌女優、志穂美悦子さんが、アクションスターの千葉真一らと絡み、活劇を演じることが大変な評判を呼んだものだ。

 しかし、この記事を書いた記者は、まだまだ若いなあと思う。津軽のシニアブロガーは、「27年ぶりTVで変わらぬ美貌披露」の表現のうち、「変わらぬ」のところに違和感を覚える。

 実は、「はなまるマーケット」での放送前日に、ネットで、志穂美悦子さんの27年ぶりテレビ出演のニュースが流れたから、録画してじっくり拝見させてもらった。

 27年ぶりに観る志穂美悦子さんは、美貌は美貌である。

 しかし、「変わらぬ美貌披露」ではなくて、変わっているのだ。どこが? それは、目だ。目が変わっている。目以外の印象は、頭の中にある志穂美悦子さんのそれだ。しかし、目だけは、印象が変わっている。

 なぜ? どこが違うの? 頭の中にある印象と録画画面を照らし合わせた。録画画面の志穂美悦子さんは、志穂美悦子さん本人に違いない。けれど、パッと観には、アレッ、誰?といった感じだ。その後、一呼吸置いて、志穂美悦子さんだ、となる。

 27年ぶりに観る志穂美悦子さんの目は、昔と違って、はっきり目でない。目が小さくなっている印象がする。その点が頭の中にある印象と食い違うのだ。

 津軽のシニアブロガーは、男だから、女の化粧の仕方は分からない。分からないから、志穂美悦子さんの化粧方法に言及できないが、あえて申し上げれば、昔の印象では、目に直結する目の周りが黒くはっきりしている。それによって、はっきり目の志穂美悦子さんになり、そこが美貌女優のキーポイントだった。

 しかし、志穂美悦子さんほどの人が化粧方法を間違えるわけがない。とすれば、志穂美悦子さんの目は、実際に、小さくなったのだろう。なぜ? それは、加齢しか考えられない。

 目は口ほどに物を言う。

 
 
 美貌のアクション女優、志穂美悦子さんのオーラの素は、はっきり目にあったようだ。

今は、はっきり目でない志穂美悦子さんは、フラワーアレンジメントデザイナーであり、58歳。その隣に、「はなまるマーケット」の司会者で、女優の岡江久美子が座り、彼女は57歳だ。

 フラワーアレンジメントデザイナーの志穂美悦子さんと女優の岡江久美子が並んで座り、語り合っているのを観ると、妙を感じる。女優の妙、女の妙、人生の妙など、諸々の妙をだ。

 そして、はたと気づいた。女優の岡江久美子にこそ、配信ニュースのタイトルにある「変わらぬ美貌披露」がふさわしい。

 岡江久美子が「はなまるマーケット」の司会者を務めてから、17年が過ぎ、その「はなまるマーケット」も来春に幕を下ろす。
 「はなまるマーケット」の司会者に就任時の岡江久美子は、40歳。これまでの17年以上の長い期間、女優であり続け、一貫して視聴者にやすらぎを与え続けてきた岡江久美子さん。

 そこに、女優、岡江久美子の真骨頂があり、彼女のオーラを観る。

 

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