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人生日々挑戦
「サムライブルーと龍神NIPPON」
2013年12月10日
テーマ:暮らし
スポーツチームを応援するときに熱が入るかどうかの基準は、そのスポーツチームが今後伸びていく可能性があるかどうかである。
サッカー男子日本代表・サムライブルーは、これまでの戦いぶりで、今後とてつもなく伸びる可能性を感じさせてくれている。だから、自然と応援に熱が入り、各プレーに我が事のように一喜一憂する。
そんなシニアにとって、サムライブルーと共に人生を歩んでいるような気さえする。
今年の6月にブラジルで行われたFIFAコンフェデレーションズカップ2013。前回ワールドカップ覇者のスペイン、開催国ブラジルと各大陸王者の計8か国が集まり、2014 年ワールドカップを占う熱戦が繰り広げられた。
コンフェデ杯のグループリーグの初戦で、日本は、優勝したブラジルに0-3で敗れた。イタリアには3-4、メキシコには1-2で共に敗れ、全敗だった。3試合で、4得点9失点だ。
しかし、サムライブルーファンのシニアには、総じてサムライブルーの戦いぶりが嬉しかった。
ブラジルに0-3で敗れはしたものの、王者ブラジルに臆することなく向かって行こうとする元気は感じられた。
そして、共に敗れはしたものの、イタリアには3-4、メキシコには1-2で、3点、1点を取った。
とりわけ、ヨーロッパサッカーの勇者、世界のイタリアをあと一歩のところまで追い詰めた日本代表。この大会で、イタリアは、優勝のブラジル、準優勝のスペインに続いて3位になっている強豪国だ。
こうしたことは、ドーハの悲劇の瞬間をテレビ観戦した20年前には、到底考えられもしなかったことだ。「日本代表は、ワールドカップですごいことをやってくれる」と確信したものだ。
そして、サッカー男子日本代表・サムライブルーは、そうした確信に応えてくれるところがまた嬉しい。
2014年6月12日から7月13日にかけてブラジルで開催されるワールドカップまで7か月を切った11月半ば。今年最後の国際強化試合二連戦がアウェーで行われた。
世界ランク44位の日本に対し、オランダは、8位。ベルギーは、世界ランク5位で、来年のワールドカップで第1シードとなる8チームのうちの一つだ。
完全アウェーの国際強化試合二連戦で、世界ランクが8位のオランダとは2-2で引き分け、同5位のベルギーには3-2で勝った。サムライブルーは、着実に力をつけていると実感できた。
今回の国際強化試合二連戦で、サムライブルー、ザックジャパンは、元気があふれ、躍動していた。
振り返れば、サムライブルーの転機は、6月のコンフェデ杯での対イタリア戦である。敗れはしたものの、イタリアに3-4と肉薄した試合。あれがサムライブルーのターニングポイントであることは、この先、きっと歴史が証明してくれる。
今回の国際強化試合二連戦を経て、6月のコンフェデ杯終了後から抱いている「日本代表は、ワールドカップですごいことをやってくれる」という確信は、この先に続く。
ワールドカップが待ち遠しくもあり、これから半年以上も楽しみが続くのが嬉しい。
サッカー男子日本代表・サムライブルーと180度違う対極に位置するのが日本男子バレー・龍神NIPPONだ。
龍神NIPPONは、日本男子バレーの愛称で、「天空を自由に駆け巡る龍神は強さと気高さの象徴。天地を制する圧倒的な強さを誇る龍神のように、強く、激しく、気高く、世界の頂点を目指し戦って欲しいという願いが込められている」が、日本男子バレーの実態の現状に照らし、私は、龍神NIPPONではなく、火の車NIPPONと呼んでいる。
だから、このブログ記事では、日本男子バレー・火の車NIPPONと呼ばせてもらう。
日本男子バレー・火の車NIPPONがオリンピックに出てまともな成績を挙げたのは、1992年バルセロナ五輪での6位が最後だ。もう5大会も前の話だ。
その後は、1996年、2000年、2004年と、3大会連続して最終予選で敗退し、オリンピックに出場できなかった。
2008年の北京五輪には、16年ぶりに、やっとのことで辛うじて出場することができたが、5戦全敗で1次リーグ敗退。史上初めて五輪で1勝もできなかった。
日本男子バレー・火の車NIPPONは、2012年ロンドン五輪は、またまた最終予選敗退で、出場できなかった。
そして、今年の9月8日、2020年オリンピックの東京開催決定で日本中が歓喜に包まれ、沸きかえった日。その日の午後、日本男子バレー・火の車NIPPONは、韓国に負け、2014年の世界選手権に出場できなくなった。
1960年の初参加から14回連続で世界選手権出場を続けてきたが、15回連続はならなかった。
しかも、試合会場が愛知県のパークアリーナ小牧というホーム。完全なホームで、0―3負け。3セット目は13−25の負けだ。惨敗もいいところだ。
挙句の果てに、11月開催のグラチャンバレーで5戦全敗でのダントツの最下位。奪ったセットは、たった1セットだけ。これも惨敗。
ちなみに、グラチャンバレーとは、「ワールドグランドチャンピオンズカップ」のことであり、オリンピックの翌年に開催され、この年に行われる大陸選手権で出場権を獲得した4チームと開催国・日本及び推薦国(ワイルドカード)の6チームで争う、4年に1度の世界一決定戦である。
今回の結果は、優勝がブラジル、準優勝がロシア、3位がイタリアで、これは、世界ランキングどおりだ。
で、特筆すべきは、4位が世界ランク12位のイランであり、世界ランク4位のアメリカを上回ったことだ。日本男子バレーと比べ、イラン男子バレーのなんと立派なことよ。
やればやるほど、惨敗を重ねていく日本男子バレー。まさに、日本男子バレー・火の車NIPPONだ。
世界ランク17位の日本男子バレー・火の車NIPPONには、現状では、今後伸びていく可能性は全く感じられない。それが大問題だが、打開の見通しは、全くない。
昔は、日本女子バレーはもちろん、日本男子バレーも強かった。日本男子バレーは、決して日本女子バレーに負けていなかった。
日本女子バレーは、1964年の東京が金メダル、1968年のメキシコシティが銀メダル、1972年のミュンヘンが銀メダル、1976年のモントリオールが金メダルだ。
これに対し、日本男子バレーは、1964年の東京が銅メダル、1968年のメキシコシティが銀メダル、1972年のミュンヘンが金メダルだ。ホップステップジャンプよろしく、銅、銀、金のメダル獲得が続いたのだ。1976年のモントリオールは、惜しくもメダル獲得はできなかったけれど、堂々の4位だ。
最近では、2012年ロンドン五輪は、日本男子バレーは、またまた最終予選敗退で、出場できなかったのに対し、日本女子バレーは堂々の銅メダル獲得を果たした。
そして、11月開催のグラチャンバレーでは、日本男子バレーは、5戦全敗でのダントツの最下位であるのに対し、日本女子バレーは、銅メダルを獲得している。
同じ日本人でありながら、日本女子バレーにはできて、日本男子バレーにできないのは、なぜなんだろう。
本来、「勝負は時の運」だ。勝ち負けはその時の運によるもので、力の強い者が必ず勝つとは限らない。しかし、この言葉は、日本男子バレーの現状には当てはまらない。
日本男子バレーは、出ると負け、出ると負け、の連続だ。
「オリンピックに出場すらできない日本男子バレー」、「世界選手権に出場すらできない日本男子バレー」、「出ると負けの日本男子バレー」。これが日本男子バレーが置かれている厳しい現実だ。
せめて、「勝負は時の運」が当てはまるぐらいには、レベルアップしてほしい。
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男弱女強
・・今の日本バレーボールの状況でしょうか。
昨今の若者の傾向かもしれません。
タレントのような人気で、草食〜♪とか言ってる場合じゃないですよ。
同じ球技でもサッカーが希望の星かな?
2013/12/11 11:08:28