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「卒婚」 

2013年11月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:暮らし

 よく観聞きするテレビCMに「かつらでもない!植毛でもない!○○○増毛」というのがあり、前々からどういう意味なんだろうと気になっていた。
 気になるといっても、関心があるという意味ではない。なぜかなれば、私には、有り余るほどに髪の毛があるのだから。

 かつらは分かる。しかし、植毛が分からない。髪の毛を植えるなんてできるの? 植毛と増毛の違いも分からない。

 そこで、例によって、ネットで調べてみた。

 髪の毛のケアサービスは、育毛、植毛、増毛に分類される。

? 育毛とは、自分の髪の毛を健康に保ち、抜け毛を防ぎ、強い髪の毛を生やすことである。育毛剤をまめに自毛畑に散布し、自毛に栄養を与えるなどの手入れが大事となる。

? 植毛とは、頭皮に髪の毛を移植して毛根を再生させることである。薄毛になりにくい後頭部、側頭部などの髪の毛を薄毛の部分に移植して再生させる。
 頭皮に髪の毛を移植して毛根を再生させるわけだから、植毛は、育毛や増毛と違って、医療行為に当たる。

 育毛と植毛の違いは、毛の移植がないかあるかだ。

? 増毛とは、1本の自毛に複数の人工毛髪を結びつけたり、数十本単位の人工毛髪をつけた透明な糸を自毛に結んだりして、人工的に髪の毛を増やすことである。かつら(ヴィック)を装着することは、増毛の一種である。

 これでやっと「かつらでもない!植毛でもない!○○○増毛」の意味が分かった。
 
 一口にヘアケアサービスといっても、育毛、植毛、増毛の三種類があり、増毛はかつらとそれ以外の増毛に分かれるように、物事には、さまざまな態様があるということだ。


 去る11月19日、「清水アキラ、離婚・別居ではなく“卒婚”」と題するシネマトゥデイの配信ニュースがネットで流れた。
 それによれば、ものまねタレントの清水アキラが夫婦そろって出演したバラエティー番組などでのやり取りにより、離婚危機が浮上したが、清水は否定し、お互いに自立した生活を送る“卒婚”であると明かした。

 
 清水アキラは、1954年6月生まれの59歳。今、長野県下高井郡山ノ内町出身の彼は長野に、妻は東京に住んでいる。
 彼は、春夏秋冬がはっきりしている長野に住みたいが、妻は、都会生活好みで「長野はたまにでいい」となり、それぞれ長野と東京で別々に生活することにし、結婚生活を卒業する“卒婚”にしたという。
 妻も家事を卒業して、お互いに自分の事は自分でやって、たまに会うということのようだ。

 くだんのテレビCMが浮んだ。「かつらでもない!植毛でもない!○○○増毛」

 「離婚でもない!別居でもない!卒婚」

 「卒婚」とは、結婚生活を卒業することだそうだが、今回、初めて知った言葉である。

 シニアナビに参加し、自分なりの活動を始めてから、早いもので、もう半年が経過した。この間、少しはメンバーの方々との交流があった。
 
 メンバーの方の中には、何らかの事情により、今は、一人暮らしをされている人もいるようだ。
 
 どういう事情かは知る由もないが、「離婚でもない!別居でもない!卒婚」というフレーズを見て、「卒婚」という手もあるんだろうなと、ふと思う。

 「離婚でもない!別居でもない!」ときての「卒婚」は、なんだか曖昧である。「卒婚」の意義を吟味すれば、なにかしらの疑問が出てくるかもしれないが、時には、曖昧な方がいい場合もある。

 日本人は、物事をはっきりさせたがる民族であるが、はっきりさせれば、「離婚になったり、別居になったり」するときに、「卒婚」という具合に曖昧にしておくのも、一つの選択肢としてあるだろう。

 
 演歌の女王・八代亜紀が自身で初めて歌った男歌がある。作詞が阿久悠、作曲が浜圭介の「舟唄」だ。日本語の演歌の真髄がそこにある。


 お酒はぬるめの 燗がいい
 肴はあぶった イカでいい

 女は無口な ひとがいい
 灯りはぼんやり 灯りゃいい

 しみじみ飲めば しみじみと
 想い出だけが 行き過ぎる

 涙がポロリと こぼれたら
 歌い出すのさ 舟唄を

  
 男は女々しくなく、女は口数が多くなく、共に優しい方がいい。




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