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上海大学シニア留学日記

A君を励ます会 

2013年11月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


今日は「A君を励ます会」の当日だ。


今から40数年前のことだ。
私の職場に入社して来た1期下のA君が父親を癌で失い、
入社1年ちょっとで急遽家業の商売を継ぐため、辞めざるを
得なくなった。
そのA君を励まそうと年1回当時の仲間と「励ます会」を
続けて来た。
もう40年を過ぎた。
私が万年幹事を務めている。


東京の大学を卒業し、大きな企業に就職し、張り切っていた
のに、若くして亡くなった父親に代わって、祖母、母、
弟、妹を養っていかねばならない立場となった。
入社2年目の給料では家族を養っていけなかったのだ。


この10年は奥多摩や高尾山などを観光し、お昼に
宴会をして、2次会もして、夕方解散するというパターンに
なっている。

今年は、歌舞伎座、築地本願寺を観て、築地場外市場を
そぞろ歩いて、近くの寿司屋で宴会するという計画を
立てた。

10時半に銀座三越前で5人が集合する。
徒歩5分ほどで歌舞伎座に到着。
場内にはチケットが無いと入れない。
歌舞伎座の前で記念撮影をして、地下の歌舞伎座の売店
に行く。
売店には土曜日とあってか既に大勢の人で混み合っている。




(歌舞伎座)



(歌舞伎座地下売店)



ここで、国技館の名物のやきとりを人数分買って、
お土産とする。

次に築地本願寺に行く。
報恩講という宗派の大事な行事の最終日で、これから法要
が始まるという雰囲気だった。



(築地本願寺本堂内)



道路を渡ると、もう築地場外市場だ。
他のメンバーは、築地には初めて来る人が3人もいて、
いいところに連れて来て貰ったと喜んでくれた。

最近築地市場はテレビ番組で取り上げられることが多く、
観光客でごった返している。
歩くのが困難なほどだ。



(通路は人で歩きづらい)



私は能登産のカラスミと海苔とウ二の瓶詰を購入。
本当は鮭だとか魚も買いたがったが、何時に解散に
なるか読めなかったので諦めた。

余りの人混みで歩きずらく、疲れたので喫茶店で
寿司屋の予約時間の12時まで時間を潰す。


さて、12時にネットで調べて予約した歌舞伎座の前の
ビルの6階にある「五幸寿司」という店に入る。
金箔をはった大きなこけしが2本床の間に飾られた
綺麗な部屋に通される。


3,000円の料理に1,500円の飲み放題を付けた。
料理が運ばれて来ると、いちいちの料理が品が良く、
切り口が小さい。
歌舞伎座の前だから歌舞伎鑑賞のご婦人向けの
料理なのだろうか。
料理は美味しく、見た目も綺麗なのだが、私には物足りない。



(前菜2品)



(もずく酢と玉子豆腐)



(お造り)



(アナゴの炙り焼き)



(焼き魚)



そこで、コース料理の途中、赤身の馬刺しを人数分注文。
これが実に美味く、さらに五皿追加注文。
ここでは、私は日本酒2合、焼酎のお湯割り4杯飲んだ。
会計したら一人7,200円。
まあ、久々に美味しい馬刺しに出会えたので善しとするか。






(絶品の馬刺し、一人二皿食べました)




(お寿司)


この後、用事のあるという一人が帰り、A君と4人で
「銀座ライオン」でビールのジョッキを傾ける。







肝心のA君はお酒が下戸だ。
A君にあやかって、呑兵衛の他のメンバーが1年に
1回の会合を楽しんで来たようなものだ。
外に出ると、もう日が暮れていた。










(銀座ライオン:オードブル)

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