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たかが一人、されど一人
お二人の訃報に思う
2013年10月21日
テーマ:テーマ無し
今朝の朝刊1面中央にかなり大きなスペースでコラムニスト天野祐吉さんの死亡記事があった。享年80歳とのことだから年齢的には不足はないのだろうが、つい1週間足らず前に氏のコラムを読んだ記憶があるのでびっくりした。広告会社の出身であるからだろうか、世の中を非常に幅広く俯瞰的に見られていたように思う。テレビでも時々拝見したが、大勢に阿らずいつも辛口のコメントをされていたように思う。先輩がだんだんと亡くなるのは自然の摂理としなければならないのだろうが、先の大戦を直接体験された方が少なくなっていくことに非常な寂しさを禁じ得ない。先週は漫画家のやなせたかしさんも亡くなられた。氏のデビューの頃は既に漫画を卒業する年代になっていたので、有名なアンパンマンについては一度も読んだこと観たことが無い。亡くなられて初めて、氏の多彩な功績を知った次第。歌の「手のひらを太陽に」は何度聞いてよく知っていたが、氏の作詞とは全く知らなかった。やなせさんは享年90歳でとのこと。幼い頃も苦労されたようだが、先の大戦で直接兵士として参戦され、九死に一生を得ての帰還だったようだ。復員後昭和22年には三越に入社して、現代も使用されている赤い包装紙のディザインをされたとある。小生も大学時代に日本橋三越本店でアルバイトしたことがあり、当時包装紙を「赤紙」と称していたことを懐かしく思い出した。昭和も30年代半ばになると、召集令状かの「赤紙」はすっかり変わってしまっていた。話が逸れたが、やなせさんの主義は作品に十分生かされている「思いやりと平和主義」とのこと。大勢の子供たちが愛読していることは実に喜ばしい。現在社会で活躍している40歳50歳台の大人達が子供の頃愛読していたかどうかは分からない。小生も、やなせさんが大切にされてきた「思いやりと平和主義」は、日本人の殆どの人が戦後一貫して共有してきたと信じている。否、信じてきたと言うべきかもしれない。小生がサラリーマン生活を辞めたのは10年一寸前のことである。小泉内閣時代の真っただ中の時代である。正直なところこの頃、時代の変わり目のような違和感を感じたことはなかったかもしれない。しかし今にして思うと、この頃から日本社会が大きく変わり始めたようだ。当時は未だ政治への関心が低かったせいもあるだろうし、既にサラリーマンを辞めることになっていたので、個人的な将来不安で他人事を考える余裕もなかったのだろう。郵政が民営化されれば日本の全てが良くなると言われていたが、自分がそのおこぼれに与れるとは到底思えなかったのは確かだ。まして、当時盛んに言われた規制緩和も同様である。個人的な関心が無かったのでそのまま聞き流していたが、この時代の政策が今頃になって効果を発揮し始めているらしい。それが所謂格差社会の出現ではなかろうか。同時にがらりと変わったのが日本人の価値観「思いやりと平和主義」はすっかり忘れ去られ「功利主義(己にとって良いか悪いか)と強きを誇る主義」がはびこり始めている。辛い戦争を克服して愛すべき国の建設に努力された故人逝去の報に接し、故人の心中を思わずにはいられない。
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