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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

再び・・・回し者となり 

2013年10月11日 外部ブログ記事
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蕎麦茶寮「七草」は、草津温泉に向かう緑豊かな街道沿いにある十割そばの店だ。私たちは、お隣のTさんがこちらにいらっしゃると、決まってこの店を訪れる。年に1〜2回のお付き合いだが、私たちはなぜか若い店主の笑顔に誘われ、他人の店とは思えなくなってしまう。
 
暖簾をくぐり店内に入るとすぐ左側に置かれた栗の実が目に入ったが、そのそばに置いてあった本に気づき手に取ってみた。「そば店の甘味とデザート」という分厚い本に「七草」が紹介されていて、私は思わず読み進んだ。その記事によると、2010年5月にオープンした店は、もともと店主の祖父がそば・うどん店を営んでいた場所で、その祖父が趣味で集めていた骨董品をディスプレイして店内の雰囲気を盛り立てているという。店内には蓄音機などの骨董品がさりげなく飾られ、白と濃茶を基調とした内装で、緑色のベルベットの椅子がアクセントとなっている、と、やはり専門家の紹介はうまい。
 
そばは、長野県産信濃一号の大粒、北海道産キタワセソバ、茨城県産常陸秋そばに、地元で立ち上げたそば組合の仲間たちと栽培したソバを、それぞれ石臼で挽いて混ぜている。
地元のきれいな水を使い水捏ねで打ったそばは、もちもちとした食感で瑞々しい。そして、つゆは、群馬県安中産天然醸造醤油を使用し、まるみのある味わいに仕上げた、と紹介され、普段から地元の野菜を使うなど地産池消を心掛け、客足が減る冬場には、雉ソバや猪料理なども提供しているという。
 
私たちはいつものように鴨葱(カモネギ)を注文した。メニューの紹介には、旨みが凝縮されたロゼ仕上げの鴨肉と鴨のつくね。鴨の脂も加え一段上の風味に仕上げました、とある。定休日に店主自ら採りにいくという本わさびを擦りおろして薬味にするところがまた何とも情緒ある客の作業となる。私たちは蕎麦には詳しくないが、この鴨葱には虜になってしまった。1280円のお値段も合点のいくものと考えている。
最後に店主自ら運んでくれるサービスのデザートで、私たちの心をグッと引き寄せるところがにくいのだが、その優しい微笑みにまた参ってしまう。
 
うっかり写真を撮るのを忘れ、鴨葱の写真は食べかけて慌てて撮ったものだが、最後のデザートはばっちりである。デザートの盛り付けの美しさにも心が癒されるひと時だった。
今朝は雨模様だったが、空はすっかり晴れわたり、気温も急上昇して暑くなった。都会ではまた30度を記録したという。この調子では美しい紅葉は難しいのではと危惧しているが、明日からの3連休は、秋を味わう行楽客でにぎわうことだろう。
 
 
 

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