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2013年08月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生

 日本列島は、弓なりの形をしていて、東西南北に長い列島である。東西にも3,000キロメートル、南北にも3,000キロメートルもの長さがある。

 こうした東西南北に長い日本列島は、各地域で、さまざまな面で異なった様相を見せるが、便宜上、日本国はいくつかの地方に分けて捉えられる。

 中でも、気象、地形、歴史上の経緯、交通機関の発達、経済、文化等の類似性あるいは住民の帰属意識などに着目のうえ、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の8地方区分が多く用いられる。

 この8地方のうちで、他の地方のことは分からないが、我が東北地方は、東北6県という意識が強いように感じる。青森県、岩手県、秋田県の北東北3県と宮城県、福島県、山形県の南東北3県で合わせて東北6県である。

 昔から、自治体、団体、企業、機関などの各組織レベルで東北6県を単位とするブロック会議が各県持ち回りで年ごとに開催されることが一般的である。

 日常的にも、NHKが天気予報や地域のエベント紹介などを東北6県単位で行う時間帯もあり、自然と東北6県単位で物事を考えるようになってもいる。

 こうしたことによる東北6県意識は、一昨年の東日本大震災の発生後、一層強まってきているように思える。

 
 今、日本列島は、猛暑続きの最中にあり、猛暑列島、熱中列島、ニッポンである。そして、時あたかも熱闘甲子園の熱戦が続いている。

 そして、昨日で、東北6県の各県代表チームの1回目の闘いが終わった。以下に、その結果を掲げる。

 8月9日は、福島県の聖光学院が愛知県の愛工大名電に4−3で勝った。聖光学院は、春夏6季連続の初戦突破である。

 8月10日は、宮城県の仙台育英が埼玉県の浦和学院に11−10でサヨナラ勝ちした。浦和学院は、春の甲子園優勝校である。仙台育英は、昨秋の明治神宮大会の優勝校であり、その実力の高さを示したことになる。

 8月11日は、我が青森県の弘前学院聖愛が岡山県の玉野光南に6−0で勝った。聖愛は、春夏通じて初の甲子園出場である。玉野光南は、春夏5回出場で初めての初戦敗退であった。

 8月13日は、山形県の日大山形と岩手県の花巻東が相次いで登場した。

 まず、日大山形が西東京の日大三に7−1で勝った。日大三は、一昨年夏の甲子園優勝校であり、今大会も優勝候補の呼び声が高かった。

 続いて、花巻東が滋賀県の彦根東に9−5で勝った。

 ここまでで、東北6県のうち、5県の代表校が5戦全勝である。

そして、昨日、6県目の秋田県の秋田商が登場した。秋田商も勝っての6戦全勝を期待したが、秋田商は、富山県の富山第一に5−0で負けた。

 結局、東北6県の各県代表チームの1回目の闘いは、5勝1敗である。今までも、3勝3敗はもちろん、4勝2敗とかはあったように記憶しているが、5勝1敗は、おそらく初めてのことだろう。

 
 高校野球の甲子園大会の優勝旗は、いまだ白河の関所を越えたことがない。東北にとって、優勝旗の白河越えは、まさに永年の悲願である。

 優勝旗の東北旅行は、これまで何度も実現しかかったし、今まさに着実に実現に向かっていると言える。
 最近では、我が青森県は八戸市の光星学院高校が一昨年の夏、昨年の春夏と甲子園大会で3季連続準優勝を果たしている。

あと一歩のところまできているのだ。

 私は、東北6県の各県代表チームの1回目の闘いが5勝1敗であることを目の当たりにし、今年の夏こそ優勝旗の白河越えが実現する予感がしている。

 そして、優勝旗の東北旅行が実現すれば、東北6県にとってこの上ない喜びであり、東北6県意識はより強固なものになる。
 これによってきずながより強固なものになることは、東日本大震災からの復旧、復興にも心のうえで大きな弾みがつくと確信する。
 これは、ひいては日本列島の発展にも資すること大である。

 時あたかも第95回という全国高校野球選手権記念大会であり、優勝旗の白河越えを祈るや切である。



 と、ここまで朝早くに書いた。しかし、ああ残念である。
 
 今日の試合で、福島県の聖光学院が福井県の福井商に2−1で、宮城県の仙台育英が茨城県の常総学院に4−1で、それぞれ敗れてしまった。

 私の予感が、ヨカンでなくアカンで終わるのかどうか、現時点では、野球の神様だけが知っておられる。
 





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