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「ひまわり娘、加代ちゃん」 

2013年07月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生

 福士加代子さんは、日本を代表する陸上競技の選手である。オリンピックには、過去3大会連続で長距離種目で日本代表に選出されている。

 福士さんは、津軽の出身で、立佞武多(たちねぶた)で有名な五所川原市にある県立五所川原工業高校を卒業している。
 津軽は、美人の宝庫である。が、福士さんは、いわゆる美人というよりは、 底抜けに明るく、茶目っけたっぷりで、会う者を心から和ませてくれる。
津軽のひまわり娘、加代ちゃんだ。

 しかし、オリンピックでは、とりわけ長距離種目は、ケニア、エチオピア勢が圧倒的に強い。
 彼女は、過去3大会連続でオリンピックに出場しているが、入賞もできないでいる。
 それでも、加代ちゃんは、世界の壁に何度跳ね返されても、挑み続ける。良い意味での津軽のじょっぱり精神の申し子だ。

 加代ちゃんが今目指しているのは、マラソンでのリオデジャネイロオリンピック出場だ。
 
 しかし、その道のりは、平坦ではない。陸上の長距離種目とマラソンとでは、全く走りが違うらしいのだ。

 加代ちゃんは、初マラソンと3度目のマラソンでは、いずれも30km地点を過ぎた辺りから、スタミナ切れを起こして失速し、惨敗している。
 2度目のシカゴマラソンでは、2時間25分を切る2時間24分38秒の自己ベストでゴールしている。

 三度目の正直ということわざがあるが、加代ちゃんにとっては、四度目の正直があった。それは、今年の1月27日に行われた大阪国際女子マラソンでの好成績だ。

 その日、30Km地点から、加代ちゃんだけが抜け出して一時は独走体勢になった。
 しかし、35Km辺りを境に徐々にペースダウンし、残りわずか900m付近で、ガメラシュミルコ選手(ウクライナ)に惜しくも逆転されてしまう。
 それでも、日本人最高の2位に入り、自己記録を17秒上回る2時間24分21秒でゴールした。

 そして、その3か月後、頑張った加代ちゃんに朗報がもたらされる。
 8月開催の世界陸上モスクワ大会の代表選考において、加代ちゃん自身初となるマラソン日本代表に選出されたのだ。

 振り返れば、加代ちゃんが走ってきた道のりは、山あり谷あり、山あり谷ありであった。
 高校時代まではこれといった実績もなく、インターハイや国体でも決勝に辛うじて残るぐらいであったという。
それが、ワコールに入社してからは、トラックレースや駅伝などでメキメキと頭角を現し始め、今や日本を代表する陸上競技長距離走とマラソンの選手である。
 まさに、津軽が生んだ努力の人だ。

 私は、津軽のひまわり娘、加代ちゃんがレース最終盤での失速という課題を克服しつつ、リオデジャネイロオリンピックに出場し、日本女子3人目の金メダルを獲ることを夢見ている。

 ケッパレ! ひまわり娘、加代ちゃん!




 そこで、一句。

 マラソンで
 ひまわり娘
 リオめざす




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