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「青い山脈」 

2013年07月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生

 夏の全国高校野球選手権大会の各県代表を決める地方大会が各地で佳境を迎えている。

 全国高校野球甲子園大会の優勝旗は、まだ白河の関所を越えたことがない。東北にとって、優勝旗の白河越えは、まさに永年の悲願である。

 優勝旗の白河越えを話題にするとき、かつては、優勝旗はまだ東北、北海道に渡ったことがない、と表現されたものだ。
 だが、既に、優勝旗は、飛行機に乗って北海道へと旅をしている。今や、日本球界のエースである楽天の田中将大投手を擁し、駒大苫小牧高校が甲子園で2連覇しているのだ。

 しかし、優勝旗の東北旅行は、着実に実現に向かっている。最近では、我が青森県は八戸市の光星学院高校が甲子園大会で三季連続準優勝を果たしている。

 光星学院高校の三季連続準優勝に対しては、「外野」から、選手は青森県外出身の生徒ばかりなんだろう、という声が聞こえてきそうだ。
 それに対しては、いやそうじゃない、エースの金沢投手は地元八戸の子だし、その他にも、地元出身の選手は何人かいる、と申し上げなければならない。
 
 考えてみれば、駒大苫小牧高校の田中将大投手だって、兵庫県出身じゃないか。巨人の坂本隼人選手は、光星学院高校で甲子園に出場したが、同じく兵庫県出身
である。ちなみに、中学時代は「ピッチャー坂本とキャッチャー田中」のバッテリーだったという。

 要は、選手の側では、野球留学をしてまで甲子園に出たい、学校側はそれを受け入れた、ということであって、お互い様だ。

 光星学院高校のほかに、青森県には、青森山田高校という野球の強い高校がある。夏の甲子園出場は、2000年代で、青森山田高校が7回、光星学院高校が5回を占めているほどだ。

 青森県の両校以外の高校にとって、打倒青森山田、打倒光星学院を果たして甲子園出場を実現するのが悲願なのだ。

 話は変わるが、吉永小百合が主演した映画「青い山脈」は、青森県は弘前市(ひろさきし)出身の作家、石坂洋次郎の小説「青い山脈」を映画化したものである。
 
 石坂洋次郎は、津軽の若者たちを思い描いて小説「青い山脈」を書いた。津軽は、「青い山脈」からも連想されるように、美人の宝庫だ。津軽の女の子は、めんこい。
 
 その弘前に聖愛高校がある。聖愛高校は、1886年、明治19年に女子生徒のみの私立のミッショスクールとして開校した。今年で創立127年の歴史があるが、2000年に男女共学化された。
 
 男女共学化の翌年、野球部ができた。野球部は、未経験者が大半の、たった10人の部員。初めての夏は、青森県でも弱い方の高校に2-29の5回コールドで負けた。

しかし、努力は、次第に実を結び始め、徐々にだが、チームは、確実に力をつけていった。そして、昨年夏は、決勝進出を果たした。決勝では、甲子園大会準優勝の光星学院高校に3-5で惜敗した。

 そして、今年の夏、聖愛高校は、準々決勝で光星学院高校に2-1、準決勝で青森山田高校に4-2、 決勝で弘前高校に4-3でそれぞれ勝ち、甲子園大会出場を決めた。創部13年目での快挙である。

おめでとう、聖愛高校! 聖愛高校の快挙で特筆すべきことがある。それは、聖愛高校は、県外からの選手はとらないのが方針であり、今回甲子園に行くのは、すべて地元の選手だということである。

 今回の聖愛高校の快挙は、夢はかなうものであり、青い山脈を越えた先に幸せが待っていることを教えてくれる。
 

 


 そこで、一句。
 
 玉の汗
 流して決めた
 甲子園





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こんにちわ〜

さつきさん

高校野球が〜〜いよいよ開催ですね

エース同士の戦いが熱くなりますね”

高校野球が始まらないと夏が来た気がしないようです

 夏の全国高校野球が一番すきです。

青い山脈懐かしいこれは良い思いでの曲です〜〜!

2013/07/26 14:22:06

高校野球 〜〜♪

みのりさん

wasaoさん

高校野球のシーズンがきましたね

青い山脈 〜〜♪
なつかしいです。
学生時代良く聞いていましたね〜〜♪

*私のブログも覗いてね〜〜♪

2013/07/26 12:23:58

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