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「孔雀」 

2013年07月24日 ナビトモブログ記事
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 私は、今までの人生で随分と美人は見てきた気がする。
 人間性に着目するとき、心優しきことを第一とするので、美人でなくてもよいが、心優しきことに加えて、美人であるなら、それに越したことはない。

 しかし、今まで、月下美人は見たことがない。
 その花は、名のごとく、月下に咲くという。夕方から咲き始めて、大半は明け方までに、遅くとも翌日の午前中にしぼんでしまうという。
 一つの花は、夕方からの半日しかもたないということだ。なるほど、月下と名がつくわけだ。
 花がとても大きく純白色のみで、赤とかピンクはない。
 花は、とてもいい香りが強くし、匂いで花が咲いてることに気づくぐらいだという。
 こうした月下美人を擬人化すれば、「白無垢を着たあでやかな花嫁」を想像するのだが、おかしいだろうか。

 月下美人は見たことがないが、白花の孔雀サボテンは、月下美人の花とよく似ていて、間違える人も多いという。両者の見分け方は、次の三点だとネットが教えてくれた。

? 月下美人の葉にトゲはないが、孔雀サボテンには小さなトゲがある。

? 両方とも夕方から咲き始めるが、月下美人の場合は、大半は明け方までに、遅くとも翌日の午前中にしぼんでしまうのに対し、孔雀サボテンの場合は、翌日の午後になっても咲いている。孔雀サボテンは、大体丸一日、小ぶりなものだと2、3日もつ場合もある。

? 月下美人の花は、とてもいい香りが強くするのに対し、孔雀サボテンの花には香りのあるものとないものがあるが、香りの強さは、月下美人の方が勝っている。

 こうした白花の孔雀サボテンを擬人化すれば、「白無垢を着たあでやかな花嫁」ではなく、「白のウエディングドレスを着た花嫁」を想像する。

 そして、なぜか「白無垢を着たあでやかな花嫁」にお色直しはないが、「白のウエディングドレスを着た花嫁」にはお色直しがあり、赤とかピンクのドレスを着ることになる。

 ということで、月下美人の花は、純白色のみで、赤とかピンクはないが、孔雀サボテンの花には、白と赤とかピンクがある。
 
 我が家には、ピンクの色も鮮やかな花を咲かせる孔雀サボテンがある。

 7月中旬、今年も孔雀サボテンが咲いた。花の体内時計は正確だ。毎年今頃、夏に咲いてくれる。一つの花は、2日くらいしかもたないが、サボテンらしく枝の先端から次々と咲くため、もう10日も花を楽しんでいる。

 色鮮やかな大輪の花を咲かせるのが、孔雀の羽根の色柄を思わせるところから、孔雀サボテンという名前になったというが、私に言わせれば、孔雀の羽根の色柄以上に美しい。

 そこで、孔雀サボテンが、夏の宵から咲き始め、花の香りはあくまでもほのかであり、そして、一つの花は2日くらいしかもたない、といった様を五行歌に詠んでみた。

 夏の宵
 ほのかに香り
 はかなくも
 孔雀がごとく
 咲きにけり


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孔雀サボテン

トパーズさん

知人から「月下美人」として、株分けしてもらったのは、
wasaoさんのブログで、実は「孔雀サボテン」だったと
初めて知りました。我が家のは、白と赤の2種が
ありますが、肥料のやりすぎで花がつきにくいようで、
いまだ莟もつけておりません。反省・・・・・

2013/07/27 04:34:36

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