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自己流の五行歌 

2013年07月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:暮らし

最近、俳句や川柳、短歌を作り始めた。
 
 きっかけは、他の人が投稿した俳句や川柳を見て、上手いなあと思って拍手したことにある。

 上手いなあと思うのは、自分の心に響くものがあり、それが心地良いからであろう。中には、そんなに響かない場合もあるが。

 俳句や川柳は、五七五で作られる。五音からなる言葉と七音からなる言葉が綴られるという型を持った定型詩が俳句や川柳である。

 五音からなる言葉、七音からなる言葉だから、短い。こういう極端に短い言葉で詩を作れるというのは、おそらく、世界中で日本語だけだろう。

 言わば極短(キョクタンでなくゴクタン)の定型詩を日本語が作れるのは、日本語がひらがな文化を手に入れたからだ、と私は思う。
ひらがなの音だからこそ五音からなる言葉と七音からなる言葉を綴り、その中に、さまざまな意味合いを込めることができる。
私たちは、ひらがな文化を生みだした1200年前の先人たちに感謝しなければならない。

 俳句や川柳に用いられる五音あるいは七音からなる言葉は、いろいろ吟味される結果として、綺麗な日本語、美しい日本語であることが多い。

 そして、俳句や川柳は、短く、綺麗な、美しい日本語が用いられると同時に、五七五の音のリズムがいい。
逆に言えば、リズムがいいからこそ、五七五の定型を決めたとも言えるのではないか。
 五七に対し、六や八のいわゆる字余りが入ってくると、どうしてもリズムが悪くなってしまうと感じている。

 以上のことは、すべて短歌にも当てはまる。俳句、川柳、短歌。五七五、五七五七七の定型詩は美しい。

 ま、そういうわけで、五七五、五七五七七にハマっているのだが、最近、五行歌(ごぎょうか)なるものも目にする。

 私が俳句、川柳、短歌を作り始めたのは、最近のことで、我が人生初のことを今頃になってやっている。
 詩一般の全体についても疎い。なにしろ、詩については、学生時代に、二つ、三つ作ったにすぎない。
 だから、五行歌という言葉は、初めて聞いた。

 それで、五行歌ってなんだろうと思ってネットで調べた。今は、便利な世の中だ。分からないことは、何でもネットが教えてくれる。

 五行歌とは、次のようなものだという。

? 五行歌とは、「五行で縦書き」というほかに、一切の制約がない新しい詩歌形式であること。

? 五行という型があるため、自由詩ではないこと。

? しかし、俳句や短歌に見られる音数などの制限はなく、自由なリズムで思いを表現できることが特徴であり、一番の長所となっていること。

? もちろん、五行であれば何でもいいというわけではなく、詩歌らしさを保つ必要はあること。

 なお、自由詩とは、音の数や文字数に一定のパターンがなく、自由な形式で書かれた詩である。

 これらの説明を見て、私は、五行歌は、俳句、川柳、短歌といった定型詩と自由詩の中間に位置するものと理解した。

 自由詩を作るのは、難しい。
 音の数や文字数に一定のパターンがないから、自由に書けばいいから、簡単だろう、というわけにはいかない。自由なものほど、なかなか作れない。
 だから、自由詩ほど作るのが難しくなく、俳句、川柳、短歌ほどに型にはまっていない、それが五行歌である。これが私の位置づけだ。

 それでは、五行歌をどう作るか。

 先ほど述べたように、五七の音からなる日本語は綺麗で美しいし、五七の音はリズムがいい。
 だから、私は、五行歌を作るに当たっては、「五行で縦書き」の詩歌を五七五で三行作り、その次に、五か七で二行を続けるのも一つの方法だと思う。
 したがって、五七五での三行に続く二行のパターンは、次のようになる。
  五五、五七、七五  

なぜ、私が五七を基本にするかというと、ネットで調べたときに、五行歌の例として挙げられている歌が、確かに「五行で縦書き」にはなっているが、なんか一つの文章を五行に分けた感じ、になっているように思えたからである。

 そこで、自己流の五行歌を一句、というのか、一首というのか、分からないが、一つ詠んでみた。

 
 暑すぎて
 思わず脱いだ
 アデランス
 ハッと気がつき
 後ろ見る


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おはようございます

さん

wasaoさん、おはようございます。
もう一度出ましたね。よほど印象深かったのでしょうか。
でもご本人お気の毒ですよね、装着の気苦労もあったことでしょうから、それを上回る暑さだったことも。

2013/07/23 10:27:33

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