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平成の虚無僧一路の日記

尺八の音に魅せられた外人 

2013年07月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「クリストファー遙盟」氏の著『尺八オデッセイ―
天の音色に魅せられて」(河出書房、2000年)に
こんなことが書いてありました。籍

彼はアメリカ、テキサス生まれ。1972年に来日。
山口五郎師に師事しつつ、1982年「東京芸術大学
大学院」を修了。

さて、その「東京芸大」に在学中、芸大の総長も
在席されたパーティで、彼は、その総長の所に
挨拶に行って「私は芸大の尺八課の学生です」と
名乗ったら、その総長曰く「芸大に尺八科なんて
有ったっけ?」と全く無視されたとのこと。
正しくは「邦楽科」の中の「尺八専攻」なのでしょう。
でも悲しいね。

そして もうひとつ。ある外交官の催すパーティに
呼ばれた時、事前に「尺八を演奏させて欲しい」と
申し入れておいた。当日、彼は紋付袴に威儀を正し、
出番を待ったが、全く無視。「いつ吹かせてもらえるか」と
聞いたら、みながワイワイ歓談しているさなか、
「その隅っこででも吹いていればいい」と。

そんな扱いなのです。日本では。


私の生徒の一人、アメリカ人の「パメラ・ロー」さん。
女性。来日して、半年で尺八をマスターし、帰国していった。
しばらくして手紙が届きました。

アメリカに帰って、日本の大使館員やらを大勢招待して
ホームパーティを開いた。その時、飾ってあった尺八を見て、
日本人は「何ですかコレ?」と。また「あぁ尺八。これは
難しいんだ。まず音が出ない」と薀蓄を傾ける人も。
そこでパメラは、やおら尺八をとって『春の海』を吹いた。
「オー、ノー」と日本人はビックリ仰天。

「日本人は“尺八は吹けない”と言うことを自慢します。
変ですね」と私に手紙をよこしてきました。 

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