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平成の虚無僧一路の日記

貞奴を救ったのは虚無僧 

2013年06月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



犬山城のある愛知県犬山市から木曽川を渡れば、そこは
岐阜県の各務原(かがみはら)市の鵜沼(うぬま)。
JR鵜沼駅から国道21号線を北へ歩くこと1時間。
昭和8年に、マダム貞奴が私費を投じて立てた「貞照寺」が
あります。結構大きな寺で、貞奴は昭和21年に亡くなり、
ここに葬られています。桃介より立派な墓です。

貞奴は「不動明王」を信仰していたそうで、今は、犬山の
成田山の管理下にあります。

その本堂の外側に、貞奴の生涯が見事な木彫りで描かれて
います。その3枚目。

「貞奴が19歳の時、箱根の山中で悪漢に襲われた時、
不動明王の威徳で、忽然一人の「普化僧」が現れ、
暴漢を追い払った」という解説なのですが・・・・・。

この彫り師は、「普化僧」が「普化禅師を始祖と仰ぐ虚無僧」
のこととは知らなかったようです。普通の托鉢僧になって
います。ザンネン。昭和8年頃でも「虚無僧=普化僧」と
いうことは一般には知られていなかったのですね。

今ではもっと誰も知らない。誰も「おかしい」と気づいて
くれない。寺務所の留守居の人にその旨話したのですが
「それがどうした?」てな顔で、全く無視されてしまい
ました。そこで尺八をホロホロと吹いて供養してきました。

日本最初の女優として名を馳せた「貞奴」でしたが、
昭和13年にパトロンでありビジネスパートナーだった
福沢桃介に去られて以後、淋しい晩年だったようです。
そんな貞奴を偲ばせるような淋しいお寺です。みなさん、
ぜひお参りに行ってください。

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