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平成の虚無僧一路の日記

ミスワカナの戦争 

2010年08月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



〜わらわし隊の戦争」を見て、慰問団について関心を持った。

吉本興業のトップスターたちが、慰問団として中支・南支に
派遣されていたという話。「荒鷲隊」をもじって「わらわし隊」
とはスバラシイ。エンタツやアチャコ、柳屋金語楼は知って
いたが、紅一点のミスワカナは知らなかった。

You-Tubeを見ると、ミスワカナの漫談や歌がレコードに吹き
込まれていて、いくつかが聞ける。男尊女卑の世の中、特に
戦場で戦っている兵隊さん相手に、夫である相方の玉松一郎を
徹底的にコケにし、やりこめる。それがうけたというのも不思議。

ワカナには、歌と踊り、そして各地のお国訛りや、中国語さえも
自由に漫談に取り入れるという才能があった。

戦中慰問で、戦場の現実を見つめ、次第に心病んでいったか、
やがてヒロポンに溺れ、終戦の翌年、36歳で逝ったという。

森光子が演じた「おもろい女」のモデルが、ミスワカナだった
とは知らなんだ。番組でも森光子(90歳)がインタビューに応じ、
「妹のように可愛いがってもらった」と語っていた。
森光子は嵐寛三郎の従妹であり、映画界の名門の出だが、
森光子も「わらわし隊」に参加していたのだった。

あの時代を自由奔放に生き、鉄砲玉のように逝ったワカナの
生き様に、私は心惹かれる。私も、現代に逆らい、そして
老人ホームなどの慰問で、尺八と漫談で、笑いを呼ぶ虚無僧
なのだから。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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