メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

北軽井沢 虹の街 爽やかな風

楽しく心弾む別離 

2013年04月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

先月26日に手術して1ヶ月が経った。そして今日、手術後の検診に病院へ行った。退院するときに来てくれた嬬恋の妹に妻が教えてもらったという追分から18号線を外れて行く初めての道は、信号もなく交通量も少ない景色のいい道だった。そして思いがけないところに出るこの道は、随分と近道のように感じた。
 
午後2時に予約してあるため、直接泌尿器科に行くと、すぐに尿の流量検査のため検査用のトイレに入る。これは尿の量と排尿の勢いを調べるものだが、どう見ても普通の便器なのだ。どんな仕組みになっているのか分からない。その後しばらく待っていると、名前を呼ばれ診察室に入る。
いよいよS先生との再会である。手術で取り除いたものの中に癌はなかったということ、流量検査も問題なく、このたびの病気は単なる前立腺肥大症であったという結論で、S先生は、これで診療は終了です。これからはいつものように普通の生活をしてくださいと言い、これでお別れですね、早く完全治癒して良かったですね、と笑顔で話す。
 
念のため、お酒は?・・・と尋ねると、無茶をしなければ普通に飲んでもよいという。やはり、S先生は名医に違いない。その昔、エリザベス・テーラー主演のメロドラマに「別離」というのがあった。別離とは普通は哀しいものだが、1ヶ月前に出会ったS先生との別れは、なんと心弾む楽しい別離か。いつもは満車の有料駐車場にもすんなり入れ、ものの1時間も経たないうちに出庫することになり、駐車料金も無料。午後からは荒れた天気になり雨風が時折強く、竜巻や雹にも注意という天気予報もみごとに外れ、うきうきするような好天の中を愛車ニュービートルは機嫌良く走り、新発見の道路がことのほか大好きという助手席の妻は、帰路、しばらく真正面に見える浅間山のいつもと違った表情に喜びを声に出す。私は、口笛を吹きながらハンドルを操りアクセルを踏み込んだ。
 
 

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ