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平成の虚無僧一路の日記

路上ライブから武道館へ「宮崎奈穂子」 

2013年04月24日 外部ブログ記事
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4/22(日)夜、久々に虚無僧姿で名古屋駅の名鉄前に行くと、
若い女の子がキーボードを弾きながら歌っていました。

前に置いたボードから、すぐ「宮崎奈穂子」さんと
解りました。
路上ライブでCDを8万枚売り上げ、東京武道館で
1万5千人を集めてソロコンサートを開いたという
女の子です。ネットで知り、以前から関心を寄せて
いましたら、会いたい人にはこうして会える不思議
です。

数人の男性が立ち止まって聞いており、歌の合い間に
次々とCDを買い求めていました。

人通りが途絶えた頃をみはからって、近寄って声を
かけてみました。「ネットで見ましたよ」と。

CDの他に本も2冊出しており、そのうちの1冊、
『路上シンガー宮崎奈穂子武道館公演への軌跡』という
本を買い求めました。

生い立ちから書かれており、「背も低く、顔もイマイチ、
声も特長がない。声量も無い。誰が見ても歌手には
向かない普通の女の子。 でも歌手になりたい、その
一心で夢を実現するための努力、苦労は、やはり
ものすごいものがありました。

あちこちの音楽プロダクションにデモテープを送り、
オーディションを受けるもダメ。そこで路上ライブ。

自分の背丈より大きいキーボードを背負い、アンプに
スピーカー、CD60枚、それにチラシ1日200枚分、
全部で 30〜40kgもの荷物をカートに乗せて、毎日
夜遅くまで路上でのライブ。最初は誰も振り向いて
くれず落胆の日々。

一年 365日行商の旅。真冬の寒さの中、風の中、夏の
日照りの中。そして3ヶ月で15,000千枚という
目標を立て、2012年11月2日に見事武道館コンサートを
達成。

その本からにじみ出るのは、決して自分一人で
実現したのではない。多くのサポーターのおかげと、
来場してくれた一人ひとりへの感謝の気持ちでした。

路上ライブを見ていても、誠実さ、素直さ、感謝の心、
その中に秘めた“ど根性”。それが道行く人の
足を止め、応援したくなる気にさせるのだと
感じました。

本を求めた私にも、手を差し伸べて握手をしてくれ
ました。寒風の中キーボードを弾く手は 冷たかった
ですが、笑顔は、とても清清しく、温かく、ほんとに
写真よりずっとチャーミングでした。

(なんと慶応卒。さすがぁぁ)

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