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たゆたえど、沈まず

お気に入りのトレーナー 

2013年03月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し







数年前、デパートに行った時にボートハウスのトレーナーを着たマネキンが立っていたのにバッタリ出くわした。
私がヨットに熱中していた頃、ボートハウスのトレーナーが大ブレイクした。私が30代前半の頃のことだ。
ヨットマンにピッタリのこのトレーナーは、地方のヨット乗りには憧れのトレーナーだった。
夜行列車で東京へ行かないと手に入らない。お店で並ばないと手に入らない。しかも一人一着。売り切れたらおしまい。
湘南のカッコいい海の香りのするそんな人気のトレーナーだった。
このトレーナーを着てトップサイダーのデッキシューズを履いてヨットハーバーを闊歩するのが憧れだった。
金持ちのオーナーのヨットでクルー全員のユニホームをこのトレーナーで揃えている船があった。
そんな青春時代から30年以上経って、デパートのメンズコーナーでバッタリ出くわしたのである。
ボートハウスはまだ健在だった。
一着8000円以上するが、迷わず白とブルーのトレーナーを買った。
以来、この季節になると引っ張り出して袖を通すお気に入りのトレーナーである。
このトレーナーを着ていると、たまに懐かしさで思わず声をかけられたりする。
「今でも手にはいるんですか」とか「若い頃着ていましたよ」とか懐かしむ人が多い。
傑作だったのは「何と物を大切にする方なんだと思いましたが、今でも売ってるんですか!」という女性がいた。
いくら上質なトレーナーでも30年以上着続けるのは無理だろう(笑)
すぐに暑い時期になるので短い期間しか着れないが、桜が満開の頃はこのトレーナーを着て毎年楽しんでいるが、この自己満足は人間が骨董品になった証拠でもある。(笑)

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