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たゆたえど、沈まず
逆戻りはしたけれど
2013年03月24日
テーマ:テーマ無し
昨日も大人しくして疲労回復に努めたが、二日連続で息切れがひどくすぐに気管支がヒーホー鳴り、完全に逆戻りである。
無理は禁物と女房に散々言われていてもついつい調子に乗ってオーバーワークになるようで、今回もお叱りを受けてしまった。
でも、COPDが少し改善したように思われた今回の好調だった体調から不調に逆戻りしてみると、見えなかったものが見えてくる。
体というのは、例えば胃の調子がよければ胃の存在を気にしないで生活しているが、調子が悪いと胃がもたれたり違和感を感じることで胃の存在に気付く。
体が快調な時は体の重さを感じないが不調だと体が重い。
それと同じで、今回私は初めて肺の存在と気管支の存在を感じた。
長い間、COPDであることに慣れていたせいで肺も気管支も当たり前と思っていた状態は、今回の好調を知ったおかげで肺と気管支の不調が分かる。
肺は肋骨の中で重く硬い感じがし、呼吸に応じて風船のように膨らんだり萎んだりしていない。
気管支は硬く細くなったままということを感じる。だから気管支の通り道が狭くすぐにヒーホー言う。
すぐに息切れを起こすのは、明らかにこの硬くなった肺と気管支だと体で分かるのだ。
これが今回の不調で分かった最大の収穫である。
3月に入ってどんどん調子が良くなりヒーホーが減り息切れも減ったのは、いつもの好不調の波の範囲を超えて明らかに改善の証であったと思う。
逆戻りさせてしまったが、それでも改善と思われる点はある。
それは昼間ヒーホーでも夜はスヤスヤと楽な寝息を立てて寝ている。
そして気力が衰えていない。
上手に体を操りながら生活をすれば元の好調さに戻せる自信がある。
女房が数日前に出先で薬剤師さんとの出会いがあり、女房は私のことを話した。
その薬剤師さんは我々が通っている漢方医と漢方薬局をズバッと当てた。
そして「流石にいい選択をしてみえますね」と褒められたそうだ。
私が通っているY医院とK漢方薬局のKおばあさんはその道ではかなり著名な方の様である。
そして、同じ名前の薬草でもピンからキリまであることを初めて知った。
詳しい話を聞いてきた女房は「どうも私たちはこの地域に住んでいるベストの選択をし、かなりイイ線いってるみたいよ」と言う。
全く女房殿のおかげで感謝である。
漢方が効いていると改めて実感である。
一刻も早く元の体調に戻さねばと思う。
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