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たゆたえど、沈まず

さようなら柴田トヨさん 

2013年01月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

詩人の柴田トヨさんが101歳で亡くなられたそうだ
彼女の存在を知ったのは先月のことで、12月19日のブログに書いたばかりである。

詩作は一人息子に勧められ新聞の投稿欄で評判になり、自費出版した詩集が出版社の目にとまり再出版で「くじけないで」が世に出る。そのとき90歳。
今では世界各国で翻訳され、絶大な指示を受けている。
取材が殺到し、体調を気にする周囲に、「私がくじけないでといっておきながら、やめるわけにはいかない」と譲らなかったそうだ。
第二詩集は100歳を記念して「百歳」が出版された。
亡くなる前に長男に「葬式は楽しくやって欲しい、ケンちゃん、あんたは話が上手だから、面白い話をして皆さんを楽しませてね」と言い、いつも優しく、前向きな人だったそうだ。
会葬のお礼に「皆様に」と題された遺作が添えられた。
以下、全文

      お迎えが  何度か来たけれど
      口実を作って   お断りしてきたの
      でも私も101歳   次は無理かもしれない
      私のお葬式   たくさんの人が来てくれるかしら
      その時は悲しまないで   トヨさんがんばったねって
      声をかけてください
      その言葉を励みに   天国でもしっかりと暮らしてゆきます
      皆様のご多幸を   日差しとなりそよ風となって応援します
      今までありがとうございました
      倅夫婦をよろしくお願いします

素晴らしい人生の締めくくりである。
完璧である。
こんな風に人生の卒業式を迎えられたらいいな
まず無理だろうなぁ
ご冥福をお祈りします

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