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平成の虚無僧一路の日記

野口雨情 『七つの子』『しゃぼん玉』 

2012年12月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



『七つの子』は、大正10年(1921年)の作。


「七つの子」」とは、「七羽のカラス」なのか、「七才の
カラスのことか」、疑問が湧きます。どちらも変です。
結局、雨情の子供が七歳まで無事に育ったという「七五三」を
祝う歌ではなかったかとされています。


『しゃぼん玉』はどうでしょう。

しゃぼん玉 飛んだ
屋根まで 飛んだ
屋根ま で飛んで 
こわれて消えた

しゃぼん玉消えた
飛ばずに 消えた
生まれて すぐに 
こわれて 消えた

風風吹くな しゃぼん玉 飛ばそ

この「しゃぼん玉」は、2才で亡くなった雨情の娘、恒子の
ことを歌っていると言われています。ですが、これもどっこい、

雨情の娘が2歳で亡くなったのは、大正13年(1924年)。
詩が発表されたのは、大正11年(1922年)でした。

ですから、「野口雨情」を理解するには、だだ単純に 日常の
生活の中から思いつきで “詩”が浮かんだというのではなく、
暗く閉塞感漂う世相を鋭く切り、そこから抜け出そうという
なみなみならぬ気概を込めての、渾身の作詩ではなかったかと
私は思います。その最たるものが『昭和枯れすすき』で、
今日まで歌い継がれているには、それ相当のエネルギーが
注がれていると思うのです。

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