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平成の虚無僧一路の日記

「十五夜お月さん」 

2012年12月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



野口雨情は 63年の生涯で、2,000余編にのぼる詩を
残しています。童謡のほか地方民謡(ご当地ソング)や
学校の校歌も作っています。「福島県立福島高校」の
校歌も野口雨情でした。

代表作は『十五夜お月さん』『七つの子』『赤い靴』
『青い眼の人形』『シャボン玉』『こがね虫』『あの町この町』
『雨降りお月さん』『証城寺の狸囃子』『波浮の港』
『船頭小唄』と枚挙にいとまがありませぬ。


『 雨降りお月さん』

雨降りお月さん 雲の蔭
お嫁にゆくときゃ 誰とゆく
ひとりで からかさ さしてゆく
傘ないときゃ 誰とゆく
シャラシャラ シャンシャン 鈴つけた
お馬にゆられて 濡れてゆく

 
『十五夜お月さん』

十五夜 お月さん
御機嫌さん
婆やは お暇(いとま)
とりました

十五夜 お月さん
妹は
田舎へ貰らわれて
ゆきました


雨情の代表作として、よく歌われた歌は、「はぐれる、
一人ぼっち、消える」という「孤独感、不安」がにじみ出る。

お嫁にゆくのに「ひとりでゆく」とはなんてことだ。
婆やもいなくなり、妹も貰われて行ってしまった。
『赤い靴はいてた女の子』は「異人さんに連れられて行っちゃった」。
『青い目をした人形』は「迷子になったらなんとしょう」「わたしは
言葉がわからない」と。

子供心にも「不安」や「恐怖心」を煽る歌詞が、なぜこんなに
流行ったのだろう。今の世の中、これを 子供に歌わせたいと
思う親はいないだろう。

そして 今、老人ホームでは 一番うける歌になっている。
“老い先 独り の 孤独感”を感じているからだろうか。

ある大会社の社長が、会長職に付いて、カラオケで好んで
歌うのは『船頭小唄(別名:昭和枯れススキ)』だという。

企業戦士としてトップまで上り詰めた人でも「心の底」に
「河原の枯れススキ」があるのだ。「それが、自分を
支える生きるチカラになった」とも。

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