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たゆたえど、沈まず
人の縁
2012年10月05日
テーマ:テーマ無し
玄関のチャイムが鳴り、出てみると先日屋根を直してくれた大工さんであった。
彼のおかげで安く修理ができ今回の17号台風も安心してやり過ごすことができた。
お礼を言わねばと思っていた矢先に訪ねてくれた。
彼は私と出会った時に知った私の座右の銘を自分の座右の銘とし、名刺に刷り込んで仕事をしていた。
名刺交換をした折にその言葉がキッカケとなり3件の仕事を依頼されたという。
そのお礼に立ち寄ってくれた。
こういう話は嬉しい、若い人の役に立てたことが何より嬉しい。
彼は、私から学んだハガキを書く習慣をやってみようとしたができないという。
彼 きちんとした文章が書けないんです
私 便箋に何枚も想いを綴ったラブレターと、ハガキに大きな字で
好きだッ!!と書いたラブレターとどっちが気持ちが伝わると
思う?
彼 そうか、飾らなくて裸のままでいいのか
私 字も下手くそだろう(笑)
彼 はい
私 文章も下手くそで字も汚いハガキをもらった人は、君の事を
文章も字もなっとらんなぁ、でも一生懸命ないい奴だなぁ
と思ってくれるよ
誠実で一生懸命ないい奴だと自分を分かって欲しいんだろう?
彼 はい
私 たった50円で大成功じゃないか(笑)
浮世の中で人に出会っても、その時点ではただのポツンとある点でしかない人と、ハガキを書いてその方と線を結ぶ。
出会いという点を線にする努力をコツコツとやっていると線がいっぱいになってやがて面のようになる、その面こそが自分の世界、自分独自の縁ある人に囲まれた世界になる。
世間の人はこれを人脈と表現するが、人脈ではない、人脈という言葉は損得の匂いがして私は好きではない。
縁の世界、縁脈とでも表現できる誰にも真似のできない世界を自分の手で作る。
そんな話を彼にした。
彼の目に涙が浮かんでいた。
社会の底辺で辛い思いをして生きてきたに違いない。
それでも向上心を持ち何かを求め、でも出口を見つけられない。
私も経験がある。
四面楚歌、絶体絶命、恐怖を感じる孤独感、毎日が怖かった。
彼の気持ちが痛いほど分かる。
でも毎日を生きねばならない、真っ暗闇でも上を向いて歩いていれば星が出る。
下を向いて歩いていたら星に気付かない。
少しでも彼の人生のパズルを解くヒントになったかな。
別れたあと、私を清々しい気持ちにさせてくれた彼にお礼と感謝のハガキを書いて一日が終わった。
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