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平成の虚無僧一路の日記

1尺8寸の尺八は古代に存在したか? 

2010年07月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



尺八が 古代から存在していた」と推定している。

その根拠は、宇治平等院の「雲中供養菩薩像」に長短
2本の縦笛があることだ。敦煌の壁画でも、長短二本で
合奏している。考えられるのは「短笛」が9寸。長いの
は倍の1尺8寸。つまり「壱越 (いちこつ)=D(レ)」の
音の1オクターブ違いの尺八なのだ。

室町時代に書かれた『體源鈔(タイゲンショウ)』には「壱越
(イチコツ)管」の採寸図が載っている。これは長さ9寸(27cm)
なのだ。だが、現在の1尺8寸854cm)に慣れた私たちには
9寸の尺八は短すぎて吹けない。

だから、「壱越(イチコツ)」=9寸(27cm)を 基準管として
その倍の1尺8寸管が使われた。それで「“尺八”と
名づけられた」という説もある。

しかし、9寸〜1尺4寸までの尺八は多く伝存するのに、
それ以上長い尺八は現存していないことが謎である。

9寸が基準ならば、「きゅうすん」という名称で良かった
ではないか。なぜ、わざわざ倍の「尺八」を名称にしたのか、

これは、現代の尺八が 1尺8寸(筒音は「壱越(イチコツ)=D」)
であることに固執する、無理な意見と云わざるをえない。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

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