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たゆたえど、沈まず
アンクルウェイト
2012年09月17日
テーマ:テーマ無し
二年前の二月に私は二キロのアンクルウェイトを足首に付けて12キロのウォーキングをやっている。
最初は1キロのアンクルウェイトを使い、すぐに二キロに交換した。
装着している時間を徐々に延ばし、終日付けっぱなしで新聞配達も郵便配達もやったこともある。
しかし、その後体調を崩し、それが増悪に繋がり、どうやら落ち着いたら頃には、体重が6キロ減り、平常時のf体温が下がり、夏でも寒いと感じるようになった。
息切れが一層ひどくなり二階まで階段をまともに上がれない。
増悪とはこんなにも恐ろしいものかと痛感した。
生きているのがやっとの状態で、これを繰り返したら長くは生きられないと思った。
女房に枯れ木と言われたのもこの頃からであるが、それ以上の下り坂にブレーキをかけ、現状維持以上のことができたのは新聞と郵便の配達のおかげだと思う。
配達が足腰の衰えにブレーキをかけてくれた。
その一年後、加圧トレーニングを始めたおかげで、防戦一方の現状維持から攻めの体制に転じることができた。
そして、一年半後の現在、やっとアンクルウェイトに再び手が出せるところまで戻ってきた。
前日に続き垣根の剪定をやり完成させた。
二年以上ほったらかしにしていた垣根をやっと剪定できるまでになった。
我が家は角地なので垣根の長さが25m以上あり70本のベニカナメが植えてある。
増悪でできなくなっていた垣根の剪定が3年越しでできるようになった。
剪定の最後の方は感慨深い思いで涙がポロポロである。
あの死ぬかと思った恐怖の増悪、それ以前の状態までやっと戻ることができた。
二年半かかってようやくアンクルウェイトを付けて歩こうと思うところまで戻ってきた。
肺の機能が大幅に低下し、排気量の少ない軽自動車並みの体になってしまったが、四輪駆動者になって戻ってきた感じである。
まだまだチューンアップできそうだし、ひょっとしたら排気量も上げられるかもしれない。
支えてくれている女房は大変だと思う。
横にいたらたまったもんじゃないとつくづく思う。
これからもお世話になります女房殿!
ホント、一生頭が上がらない(笑)
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