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コスモス 

2012年09月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 

 

 
いつの頃か記憶にないが、まだ幼い頃初めて「きれいな花」を感じたのがコスモスだった。その花の名を教えてくれたのは母だったが、以来、コスモスは私の心の中で「好きな花」になった。
秋に桃色、白、赤などの花を咲かせるコスモスは、何気なく道端で見ることが多い。そして、とびっきりの美人ではないが可愛い女の子、という印象が深い。
 
原産地はメキシコの高原地帯で、18世紀末にスペインマドリードの植物園に送られ、コスモスと名付けられたという。日本には、明治20年頃に渡来し、秋の季語としても用いられている。
また「コスモス」とはラテン語で星座の世界。花言葉は、少女の純真、真心。
 
「うす紅の秋桜が秋の日の、何気ない日溜まりに揺れている・・・」の歌い出しで山口百江が歌った「秋桜」が大ヒットしたのは、もうずいぶん昔の話しになったが、いつ聞いてもいい歌だ。
私は、コスモスのような人が好きだ。とびっきり美人ではないが可愛い女の子と言ったが、コスモスのような人を私はたくさん知っている。痩せた人もいるが、少し太りぎみのオバサンもいる。
コスモスのような人とは、ちょっぴり茶目っ気があり、とびっきり美人ではないが可愛い、そして純真でとても親切。幼い少女からすでに老人と呼ばれるようになった人まで様々だ。
 
隣といってもかなり距離があるのだが、今住んでいる隣にペンション・コスモスがある。そのオーナー夫人は、文字通りコスモス夫人。県道235号の入口とペンションの入口にはコスモスが咲いている。そしてパノラマラインにあるペンション・コスモスの畑の前にも雄大な浅間山をバックにコスモスが揺れている。この地に移住してきたとき、このコスモスのオヤジさんが言った言葉は、その後の私たちに勇気を与えてくれた。それは、最初の冬を迎えるとき、ここは相当寒いらしいですね、と質問したとき、「ここで寒いなんて言っていたら、北欧のフィンランドやノールエーの人たちはどうします」と、独特の口調で言ったのだ。私は、酒を飲んでご機嫌なとき、この台詞をコスモスのオヤジさんの物真似で得意になってやることがある。そんな私を見て笑い転げるときの妻はコスモスの花。
 
太陽の光に輝き、そよ風にゆれる。強い風が吹くと耐えられずに倒れてしまうコスモス。風車を連想させる花びらが風に揺れる様が可愛い。群生しているコスモスには目をみはるが、たった一輪道ばたに咲いているコスモスも、思わずはっとするほどの魅力を持っている。
コスモスを女性にたとえたが、私のなかには、コスモス少年、コスモスオジサン、コスモス爺さんもいる。コスモスのように純真な人は、決して目立たないがなんとも魅力たっぷりで、惹きつけられる。今私の周りにはコスモスがいっぱいだ。
 
 

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