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平成の虚無僧一路の日記

猿の臂(ひじ)の骨で尺八を作った? 

2010年07月02日 外部ブログ記事
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記述がある。

「或書に云(いわ)く」 というので、出典は不明。

「尺八は、昔、唐の時代、西国に有りける猿の鳴ける
音の目出かりけるを写すなりける。その猿の鳴く声
奇妙なり。
聞く人みな涙を流すのみならず、道心の志を抱きて、
太子は宮を去り、諸卿は官職を捨てて山に籠もり、
道人商客に至るまで皆無常の理を催すこと数百人なり。
時の帝王かくの如きありては叶うべからざるとて、
武士に仰せ付けられて猿を殺さる。
哀れ深きこと限りなし。埋め置きたる所へ至りて、嘆き
悲しむ者 数十人なり。その中に、深く悲しむ人有りて、
年月を経て後、悲しみに堪えず、土を掘り起こして
一の臂(ひじ)を得たり。中 空(うつ)ろなりけるか、
風に当てて聞くに、この猿の鳴くに似たり。

知音の人有りて、その大きさなる竹を切りて、これを
吹くが、似ず。竹に穴を空けて吹くに、ようよう似たり。
すなわち、この臂(ひじ)1尺8寸なり。よって上下を
略して尺八と号するなり。

「猿の臂(ひじ)の骨の長さが1尺8寸だったので“尺八”と
名づけられた」というのだ。

猿のことを「猿猴(えんこう)」というが、中国では
「猿」と「猴」は区別されていた。「猿」はテナガザル
(長臂猿)のこと。日本猿は「猴」の仲間に入る。

長江の重慶を過ぎたあたり、中国湖北省巴東県地方の
巴峡には猿が多くいた。その猿の鳴き声は哀愁を帯び、
「巴猿」として、漢詩でもよく知られているそうな。]]>

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