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新しい命 

2012年07月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

女房のもとへ末の姫の婿殿から男児誕生、母子ともに元気のメールが写真と共に届いた。
赤ちゃんと末姫の写真が何とも言えず素晴らしい。
生まれたばかりの赤ちゃん、大仕事を終えて安堵と喜びの末の姫、そこを捉えた婿殿のシャッターが一体となって誰にも撮ることができない最高の瞬間、最高の表現の写真である。こんな良い写真はない。
携帯の画面の小さな写真を見ながら感動して涙がこみ上げて来た。
涙もろくなった気がする。
写真が趣味の婿殿よ、なかなかやるじゃん。
婿殿は15時間以上かかった陣痛に付き合い、彼女が頑張りながらだんだん母親の顔になって行くのを見て取り「ああ、こうやって女は母親になっていくんだと思った」そうだ。
婿殿も末の姫を見守り、ハラハラしながらだんだん父親の顔になっていったに違いない。

我が家は、四人の子供の内、上の二人が私の子、下の二人が女房の子である。
それぞれ、一の姫、二の姫、若、末の姫と呼ぶ。
若の嫁さんは若御台、その子供はチビ姫、末の姫の婿さんは婿殿で、今回生まれてきた子は多分チビ若と呼ぶことになるだろう。
残念ながら私と女房の合作はいない。(笑)

子供の誕生については私には苦い経験がある。
一の姫が帝王切開で生まれた時に、母乳が出なかった。 
私の周囲の大人たちは、母性にスイッチが入っていないから、お乳を揉んで、母乳が出るまで揉んで揉んで、痛いと泣こうが喚こうが揉めと言われた。
そして母性にスイッチが入るまで赤ん坊に乳首を含ませて揉みまくれとアドバイスしてくれた。
私はそれを電話で先妻の実家に伝えたが、両親に取り合ってもらえなかった。
何度懇請しても「なあに、そういうことは医者がついてるんだから医者に任せとけば良いんです」と取り合ってくれなかった。
直接談判しかないと休みをとって遠路病院へ駆けつけたが、一の姫は哺乳瓶のミルクをゴクゴクと飲んでご機嫌であった
乳首を含ませても母乳が出てこないから癇癪を起こしてすぐに泣くという。
母乳は諦めざるを得なかった。みんな平然としていた
こういう家族もいるのかと愕然とした。
帝王切開だから陣痛の産みの苦しみも知らないし母乳も出ない。
そんなスタートを切った母親であった
二の姫は難産であった。
母乳は出す努力をすることもなかったが、文字通り産みの苦しみをたっぷり味わって産んだ。
難産は母性にスイッチを入れるのに十分だったらしい。
一の姫と二の姫との育て方にその差があらわれ、今だに尾を引いているように私には感じる。
それをカバーしようと父親なりの努力はしたが、家にほとんどいない父親のやることなんてしれたものであった。
母親はそのことに全く気づいていないが、私にはよく分かる。
理性と感性の違いである。
そんな影響か、一の姫は浮世の中で、二の姫は学問の世界に身を置いている。
この世は浮世が断然面白い。
森羅万象何でもある。面白くないはずがない。
明日からオリンピックが始まるが、体を動かし汗をかき、努力と精進の向こうに素晴らしい涙と感動がある。
それが浮世!
人生これからだよ娘たち!息子たち!
私たちだってまだまだこれからだと思ってるよ!

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