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平成の虚無僧一路の日記
尺八「都山系」
2012年07月07日
テーマ:テーマ無し
現在、尺八界の最大流派は『都山(とざん)流』。
初代「中尾都山」が明治29年、19歳で大阪で立ち上げた。
中尾都山は、近藤宗悦の尺八を学んで、独学で合奏技術を
身につけ、小森隆吉に明暗尺八も習って虚無僧修行も
行ったという。
「中尾都山」は、洋楽を真似た記譜法と作曲理論によって
尺八本曲を次々に作曲し、また、筝曲や三絃の地唄、
明治以降の新曲、特に「宮城道雄」の新曲の楽譜を
公刊し、その指導法を体系化することによって、全国に
3万もの会員を有するにいたった。
しかし、初代の子の二代「中尾都山(稀一)」が若死に
すると、初代の後妻であり「稀一」の母「レン」と
2代の嫁との間で、対立が起きた。また、2代「都山」
の娘「美都子」が まだ中学生で宗家となることに、
初代の門人だった「島原帆山」が反発し、「都山流」は
3つに分裂した。
《(財)都山流尺八楽会》
初代の後妻であり2代の母「中尾レン」が、昭和40年に
「財団法人」の認可を得、《都山流尺八楽会》を設立した。
現宗家の四代目「中尾都山」は初代都山の先妻の孫。
最大会派で、その代表格が「山本邦山」。平成14年
人間国宝に認定され、多くの若手尺八家を育てており、
都山流の看板スターである。現在、会員数 5,000名で、
一会派としては最大。平成23年「公益財団法人」の
認定を受けている。
《(社)日本尺八連盟 》
2代都山の早世により、昭和50年、門弟の「島原帆山」が
二代都山の長女「中尾美都子」を宗家とし、自らは「会長」と
なって『都山流尺八協会』を設立した。
しかし、2代の母「中尾レン」と3年がかりの裁判となり、
『新都山流日本尺八連盟』と名称を変更する。
その後、宗家「美都子」とも袂を分かち、昭和56年、
《日本尺八連盟》を結成、初代会長に就任した。
島原帆山は 翌 昭和57年に人間国宝になるなど、政治力が
あった。平成13年に逝去。
《新都山流》
昭和56年に、島原帆山の『新都山流日本尺八連盟』が分裂し、
2代都山の長女「中尾美都子」を三代目宗家として設立された。
《宗悦流》
中尾都山に尺八の手ほどきをした「近藤宗悦」は、幕末から
明治の人。40歳頃、長崎を出て京都明暗寺に入り、尾崎真龍に
弟子入りして「明暗真法流」を学び、また三曲(箏・三絃の地唄)の
手付けを行った。尺八を水平近くに構え、入れ手が多いので
「チャルメラ宗悦」と異名を取った。都山流の独特の奏法は
「チャルメラ」からきている?。
「宗悦流」は 大正中頃まで関西尺八界に君臨したが、現在は
廃絶。
《上田流》
初代中尾都山の弟子の上田佳山は、14歳で入門して 20歳ごろの
明治45年には流内の最高職格まで登りつめた。しかし、宗家の
公認を得ないで自作の新曲を公演したことで、大正6年 破門と
なり、独立して「上田芳憧」と号した。大正10年に「上田流」を
創始。現宗家は芳憧の長男の上田佳道。記譜法や奏法は都山流を
この他、「都山流」から脱会して 創設された会派は
次のとおり。
洋山流 : 服部洋山が上田流から独立して創始。
村治流 : 村治虚憧が上田流から独立して創始。
晃山流 : 平塚晃山が都山流から独立して創始。
尺八界は、流派ごとに「楽譜」の記譜法や奏法が異なり、
その伝承にこだわる閉鎖性があります。しかし、最近、
ようよう、流派にこだわらない「尺八プレイヤー」が
出てきつつあります。私「一路」もその一人です。
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