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たゆたえど、沈まず
都々逸
2012年07月03日
テーマ:テーマ無し
子供の頃から都々逸が好きである。
中学の頃すでに初代柳家三亀松にゾッコンで、ラジオにかじりつい三亀松の都々逸を聴いて痺れていた。
新内も好きで、要するに粋なものが大好きなませたガキであった。
周りの大人たちはそんな私を、ホントに分かってんのかねぇ、ませた子だねぇ、とか、末恐ろしいねぇこの子はと言われていた。
そうやってラジオにかじりついていた頃、寄席の番組で三亀松の都々逸が流れてきた。
目から火の出る所帯はしても 火事さえ出さなきゃ水入らず
私はこの都々逸に痺れ、頭の中に流れ込んできたまま、今だに片時も忘れない。
たった一度ラジオから流れただけのこの都々逸が私のハートの中に今だに居座っている。
そして、いつ頃からか、都々逸に出会うとメモに残すようになった。
粋な痺れるような都々逸にはなかなか巡り合わない。
三亀松の弟子で小三亀松さんという芸人が地元名古屋で活動していて都々逸のクラブがあることを知ったが、作られた都々逸は面白みのないものが多かった。
皆さん遊びが足りないのである。
数年前、三亀松の復刻版CDを見つけあるだけ買い集めた。
そして、とうとう50年ぶりぐらいに
目から火の出る所帯はしても 火事さえ出さなきゃ水入らず
に再会した。
都々逸の世界は大人の色恋の世界である。
粋で艶っぽく何とも言えない情の世界である。
若い頃、水商売の世界に顔を突っ込んでいたことがある。
大学生でありながら、学校へは行かず、京都の夜の街にどっぷり浸っていた。
女子大生とも全学連とも全く縁のない脂粉の世界が私の大人の登竜門であり、青春そのものであった。
紆余曲折、道草と無駄の多い人生だったが、気がついてみると
惚れた数から振られた数を 引けば残りは女房だけ
という現実が残っただけのようだ
残ったものを大事にしなくっちゃ・・・・、切実な感想である(笑)
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